内容説明
豊富な資料、貴重な証言をもとに、雨宮21号と丸瀬布の森林鉄道の歴史を振り返った一冊!「雨宮21号」は国内で唯一動態保存されている森林鉄道蒸気機関車です。東京の雨宮製作所で製造され、1957年まで木材を運搬しました。丸瀬布の森林鉄道は1963年に廃止されましたが、地域住民の熱心な保存運動によってスクラップ化の危機を免れ、現在もオホーツク管内遠軽町の丸瀬布森林公園いこいの森を元気よく走り続けています。
目次
第1章 未来に引き継がれた雨宮21号(丸瀬布の走る林鉄SL白煙は未来へのシグナル;蒸気機関車を走らせる ほか)
第2章 丸瀬布の森林鉄道(丸瀬布の森林鉄道;林鉄三十五年の歩み ほか)
第3章 丸瀬布森林鉄道の廃線跡を訪ねて(廃線跡探索レポート;武利意・上丸瀬布森林鉄道全路線図 ほか)
第4章 雨宮21号・丸瀬布森林鉄道の思い出(エピソード&写真;思い出 ほか)
巻末資料 雨宮21号を訪ねて(遠軽町の紹介;いこいの森を走る鶴居村営軌道の機関車 ほか)
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