内容説明
幻の「青いケシ」探してヒマラヤ踏破。ほかにアジア、欧州、豪州など海外の多様な“花姿”を、美しい写真に軽妙なエピソードを添え紹介した、さながら「花遍路の世界」。日本国内は、道内はじめ本州、四国や離島を訪問。北海道を代表する植物写真家の近年の仕事の集大成といえる渾身のフォトエッセー。
目次
海外(はじめての青いケシ―メコノプシス・ホリドゥラ(中国・青海省)
麗江のインカルヴィレア―インカルヴィレア・フォレスティー(中国・雲南省) ほか)
国内(春(関東の早春花―セツブンソウ(埼玉県・秩父山地)
信濃にミチノクを訪ねて―ミチノクフクジュソウ(長野県) ほか)
夏(故郷・無意根山で―ジンヨウキスミレ(北海道・札幌市)
花よりも毛の魅力?―イワムラサキ(北海道・十勝管内) ほか)
秋(神出鬼没の花―カイサカネラン(北海道・オホーツク管内)
シダに咲く花?―アカハナワラビ(北海道・渡島管内) ほか))
著者等紹介
梅沢俊[ウメザワシュン]
植物写真家。1945年札幌生まれ。子どものころからチョウを求めて野山を駆けまわり、高校時代は生物部に。65年、北海道大学に入学し、学生時代は山スキー部に所属、道内の山を歩きまわる。69年、同大農学部農業生物学科を卒業するも、頭を使う研究職には向かないことを自覚し、フリーターとして山を歩きながら暮らす道を探る。73年ごろからフリーで北海道の野生植物を中心に写真撮影と執筆・研究活動を続ける。最近は、雨季のヒマラヤ地域に通い、高山植物の取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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