出版社内容情報
みどりが勤める萬津総合病院の隣町で水害が発生し、多くの住民が避難所生活を始める。そんな中、ボランティアとして、避難所の公衆衛生をサポートする役割で、みどりは避難所を訪れる。そこには、壊された毎日を取り戻そうとする人々の暮らしがあった。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソーシャ
5
完結。最後のエピソードが病院が舞台の話ではなく、災害時の避難所でのエピソードだというのに意表をつかれました。2025/08/17
毎日が日曜日
5
★★★+ 完結。2025/07/20
まなぱー
4
石原さとみ主演のドラマをきっかけに読み始めた本作もこれにて完結。最終話はトランスジェンダーの入院患者への対応、集中豪雨で街が浸水し、避難所生活の中での公衆衛生についてなど。これまでの話で印象的だったのを思い起こすと、反ワクで子供にワクチンを服ませない親の話かなぁと。最近の話題としてOTC類似薬の話や高額療養費制度について深掘りしても良かったかも。ほとんどの人達が人生のどこかの段階で関わると思われる問題だけど難しくてもはや漫画の域を超えそうだけど。2025/07/25
psy
4
今巻もとっても面白く興味深く読めました。自分の知らない様々な世界を知ることが出来、勉強になります。薬剤師のお仕事を色々と知れてよかったです。お世話になってるな〜とも。皆さんのプロフェッショナル意識が凄いです。災害時、薬もそうですが、眼鏡等も重要と最近聞きました。こうして持ち歩きの荷物が増えてしまうのですがw お薬手帳は持っておこうと再認識。これにて最終巻。綺麗に終わったなと感慨深いです。また次作を楽しみに。2025/07/24
笠
3
4 新刊読了、完結。豪雨浸水被害の避難所でのボランティア活動。薬剤師に限った話ではないが、公益のために身を削って働ける人は素直に尊敬する。もちろんこれはフィクションだけど、現実に動いてくれている人がいるから成立している部分もあるんだよな。仕事ならまだしも、金にもならないのに…と考えてしまう自分はまだ精神的に子供なのかもしれない。作者の目指した通り、テーマがニッチなだけではなく、普通に医療漫画として楽しめる良作でした。2025/08/22