出版社内容情報
みどりが勤める萬津総合病院の隣町で水害が発生し、多くの住民が避難所生活を始める。そんな中、ボランティアとして、避難所の公衆衛生をサポートする役割で、みどりは避難所を訪れる。そこには、壊された毎日を取り戻そうとする人々の暮らしがあった。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
5
★★★+ 完結。2025/07/20
Olga
3
この作品を読み始めたのが、ちょうど病院や薬に関わるようになったころだったので、ひとつひとつのエピソードが身近に感じられた。完結、お疲れさまでした。2025/07/25
psy
3
今巻もとっても面白く興味深く読めました。自分の知らない様々な世界を知ることが出来、勉強になります。薬剤師のお仕事を色々と知れてよかったです。お世話になってるな〜とも。皆さんのプロフェッショナル意識が凄いです。災害時、薬もそうですが、眼鏡等も重要と最近聞きました。こうして持ち歩きの荷物が増えてしまうのですがw お薬手帳は持っておこうと再認識。これにて最終巻。綺麗に終わったなと感慨深いです。また次作を楽しみに。2025/07/24
飲酒男性本を読む
2
ウェブ連載で薬剤師によるコメントを読みながら完結まで楽しませてもらいました。題材が現場あるあるの課題かつ描写がリアルらしく、常に現職の人たちが溜息の言葉を吐いていて、思わせるところがあった。しかしながら、発生するトラブルを他責的に片付けずに向き合う姿は、フィクションだからこそできる強みとも言え、特にトランスジェンダーに関してあそこまで繊細に描いている作品は中々ないと思う。お説教臭くない上で教科書的なお話なので、医療系などジャンルに関係なく大いにオススメ。2025/07/31
まなぱー
2
石原さとみ主演のドラマをきっかけに読み始めた本作もこれにて完結。最終話はトランスジェンダーの入院患者への対応、集中豪雨で街が浸水し、避難所生活の中での公衆衛生についてなど。これまでの話で印象的だったのを思い起こすと、反ワクで子供にワクチンを服ませない親の話かなぁと。最近の話題としてOTC類似薬の話や高額療養費制度について深掘りしても良かったかも。ほとんどの人達が人生のどこかの段階で関わると思われる問題だけど難しくてもはや漫画の域を超えそうだけど。2025/07/25
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