出版社内容情報
稲井雄人[イナイユウト]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SIN EIM
17
【几帳面は犯罪に向く】ずぼらと適当は犯罪には不向き。とは、三谷幸喜先生の古畑任三郎の言葉だったと思う。この主人公はカンナビス(大麻)の生産を行ってもなお、几帳面、仕事熱心、計画的、そしてシラフで理想主義者。金を求めつつも、それはあくまで家族のため。これほど、超絶な善の人間が、貧困に近い状態で生活している。社会の不安定さ、花屋という夢を持ちつつ経営を行う困難さが善人を犯罪に押し出している。麻薬の怖いところは顧客と販売人を同時に手に入れ交友関係の広さが販売ルートと化す所。麻薬流通が社会的犯罪だとわかる作品。2025/03/18
毎日が日曜日
4
★★★2022/08/22
ester
2
32023/11/03
KUU
2
分かりやすく、そらそうなるわな展開。自力で良い立ち位置を作れるかが主人公の腕の見せ所か――2022/12/30
approach_ys
2
一巻のややビルドアップだと思われた内容が二巻に来て、展開!最初から最後まで目が離せない。主人公がまだまだ大麻を吸わない!この辺りが田中あもさんの『銭麻』との実は大きな違いだと思う!3巻も楽しみだ〜◎2022/08/22