出版社内容情報
魔女千夜血戦 第1回戦第1試合、"最強の女武者”巴御前 VS "血の伯爵夫人”エリザベート・バートリー決着? 己の『欲』すべてを込めた一撃をぶつけ合う魔女たち。壮絶な死闘の果てに勝ち上がったのは!? さらに第2試合も開幕! 遂に『無欲』のジャンヌ・ダルクが戦場へ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
19
オレルアンの乙女、ジャンヌ・ダルク、ピュアな瞳。無欲で空っぽな彼女は、命令に疑いもなく従い、最後は神にも見捨てられた。大戦相手は武則天。圧倒的な力(欲)の差でボロボロにされるジャンヌ・ダルクは、空っぽだからこそ、この世の欲や凄まじい憎しみを知りたいと心から欲してしまった。ついに魔女へ進化。なんだかジャンヌ・ダルクがダークホースのような展開へ。テンポが早くて楽しめる。2022/01/05
にゃむこ@読メ13年生
13
前巻からの対戦は巴御前に軍配(安堵)。巴御前の弓の威力よ。武士の情けがオトコ前だった。そして一回戦第二試合は「中華史上唯一の女帝」武則天と「救国の英雄」ジャンヌ・ダルクのマッチアップ。本作のヒロイン的存在(と思われる)ジャンヌが早くも登場。無欲とは欲のないことではなく、欲が無限大であるという逆説。欲の強さが勝負を左右する戦いでは、これはもう無敵なのでは。2022/05/09
MINA
11
面白いのだけど、『終末のワルキューレ』公式ライバルというにはちょっと弱い。 2021/09/21
毎日が日曜日
6
★★★2021/09/19
菱
5
賭ケグルイの原作の人だったのか…。36人やべー女解釈あるなんて欲張りだな…。武則天〜!かっこいい〜!2022/09/12
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- 和書
- ダンデライオン 角川文庫