出版社内容情報
小説家と自称・陰陽師のまわりで起こる怪事件や幽霊騒ぎ。それは真か、それとも嘘なのか――!?横浜舞台のバディライトミステリ!
【目次】
内容説明
趣味・特技はカフェ巡りと除霊、言葉巧みな”ぺてん”で依頼人の事件を解決してしまう葦屋は横浜に事務所を構える自称陰陽師だ。一方、”欺瞞”を嫌う小説家の近森はある出来事をきっかけに、不本意ながら住み込みで葦屋の助手を務めることになってしまう。勝手に帰ってくる絵、絶対に現れる幽霊、呪い返し―ゾクゾクと持ち込まれる不可思議な事件の正体とは一体?飄々としている葦屋、生真面目な近森、正反対の二人が、”嘘”を武器に謎を祓うオカルトミステリ!
著者等紹介
如月新一[キサラギシンイチ]
1990年生まれ。ずっと横浜で暮らしている。横浜市立大学国際総合科学部卒。ジャンプ小説新人賞’2018小説テーマ部門「ミステリ」金賞受賞、第1回「講談社NOVEL DAYS」リデビュー小説賞受賞、SKYHIGH文庫賞、文春文庫×エブリスタバディ小説大賞第2回「ロケーション」の入賞、新潮文庫新世代ミステリー賞の佳作など数々の賞を受賞し、2018年『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎』(SKYHIGH文庫)で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
46
嘘嫌いの小説家・近森はある事件をきっかけに、怪しげな自称陰陽師・葦屋の事務所で住み込みで助手を務めることに。持ち込まれるのは、勝手に帰ってくる呪われた絵や絶対に現れる幽霊など奇妙な事件ばかり。正反対の二人が“嘘”を武器に謎を祓う、横浜が舞台の連作短編集。/オカルトやホラーの怖さは全くないし、陰陽師でイメージするような派手なお祓いシーンもなし。でもキャラに好感が持てるし、テンポも良くて読んでいてとても楽しい。最終話では近森が潔癖なまでに嘘を嫌う理由も明かされ「嘘」が作品の鍵になっている。続編出たら嬉しい!2026/07/26
なみ
10
小説家の近森が、自称陰陽師の葦屋に振り回されながら、共にオカルトな謎を解き明かしていく話。 一番好きな話は、第二話の『ユウレイきえないで』です。 謎の真相も2人の掛け合いも面白く、ユウレイが最後に出した結論も含めて、全体的に人間らしさを感じられて良かったです。 もちろんこの話だけでなく、1冊を通して、近森と葦屋のテンポの良いやり取りだけでも楽しめました。 この2人のコンビが、今後どんな事件と出会っていくのかも楽しみです!2026/08/02
栗山いなり
8
自称陰陽師と小説家が様々かつ奇妙な事件に挑む物語。『嘘』が物語のキーになってると思える作品だったかな。全体的には可もなく不可もなくって感じだった。それと、小説家に関しての予想は外れてた2026/07/12
杳
4
多くのひとは子供の頃に、嘘をつくのは良くないことだと教わるのではないだろうか。ゆえに、嘘をつくことに罪悪感を覚えるだろう。他人を陥れ嘲笑うための嘘、金品や名声を得るための嘘、保身のための嘘、相手を傷つけないための嘘、それから、誰かを助けるために嘘を暴く嘘。嘘を嫌う生真面目な小説家の近森は、嘘か本当かわからない言動だらけの自称陰陽師・蘆屋の手伝いをすることになる。自称陰陽師に寄せられる依頼に絡み合う嘘と真実。ついた嘘は、どこまでも罪でしかないのか。近森の抱え続けた嘘と、軽快で巧みな蘆屋の嘘の導く真実。でも2026/06/27




