出版社内容情報
春爛漫の京都。孤独な俳優の素顔、壱弥の過去。舞い散る花びらと共に明かされる切ない家族の記憶。心がじんわり解ける至高の第5弾!
【目次】
内容説明
梅の花こぼれる京都・東山。神宮道のそばにある探偵事務所で、ナラは相変わらずぐうたらな探偵・壱弥の世話を焼いていた。下鴨神社の「流し雛」の日、元人気俳優から舞い込んだのは、亡き母から届く「謎の手紙」の調査依頼。依頼人のおぼろげな記憶を紐解き、夜桜の幻影を追い、恋心や家族の絆に向き合うナラ。そんな彼女のひたむきな想いに、壱弥の心もまた揺れ動いていく。失くしたものを見つける二人が、春の光のなかで導き出した真実とは―。読むと京都を歩きたくなる、めぐる縁に心がほどける優しいミステリー第5弾!
著者等紹介
泉坂光輝[イズミサカミツキ]
2019年より「エブリスタ」にて小説『神宮道とエフェメラル』を発表。ルーキー特集でピックアップされたのをきっかけに書籍化が決定。デビュー作『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』は、発売後即重版。2023年、第2回京都キタ短編文学賞の応援大使に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
39
事務所の外観や間取図がついててうれしかった。しかもカバーは壱弥&主計、試験勉強で忙しいナラちゃんはひっそりと裏に…。二人の関係にナラちゃんだけでなく壱弥も悩み始めている上に主計はライバル宣言?をしてしまうし。流し雛の季節の記憶と差出人不明の手紙の謎を巡る物語が好きだ、そしてこの物語では元俳優のイケメン登場。このシリーズはゆっくりしたペースで物語が進むので舞台は京都だが観光案内的な要素が少ないのが特徴的。2026/04/21
みにみに
14
シリーズ5作目。梅の香感じる春の京都を散策しながらのんびりと依頼の手がかり探し。はんなりしてていいなぁ。本当に京都に行きたくなる。調査結果が辛いものもあったけれどそれでも優しい。この事務所の仕事って現実的すぎるペット探しや浮気調査でもなく、殺人事件がバンバン起こるようなこともなく、ものすごく理想的な探偵業に思えるよ。でもナラと壱弥の関係が相変わらずもどかしい。互いを大事に想う気持ちがあるのに臆病すぎる故に遅々として進まない。いや、ナラは踏み出したから壱弥が吹っ切ればいいのに。そろそろそこは決着してほしい。2026/05/02
ひとまろ
4
シリーズ第5弾。季節は巡り春になった。壱弥とナラを中心に探偵モノとして話が進む。この二人引っ付きそうでなかなかの距離感。じれったい。探偵なんだけど事件というほどのことはないので内容はほろりとするものばかり。京都が舞台のなので読んでてはんなりだわ。2026/05/09
らみゅね
2
京の景勝地と普段着の町を堪能させるやらかい作品。重いミステリーも登場人物たちの絶妙な脱力感でじっくり楽しむ。季節も一巡してまだまだ読み続けたい5巻目。庭を眺めながらゆっくり抹茶を飲み終えたような"整う"4作でした。2026/04/21
サリー
1
◎2026/04/30
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