出版社内容情報
舞台のモデルは静岡!しゃべる猫・おもちさんと、おまわりさんの小槇くんが贈る、海辺の町の優しいあやかし物語、待望の第5弾!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
29
【シリーズ5作目】かつぶし町・かつぶし交番勤務の小槙くんとしゃべる猫・おもちさんの物語も5作目となる。平和で穏やか、ノスタルジックなこの町で今回も不思議な事件が。謎の旅人、突如現れたバク、壁の落書き、蛙好きの男性などなど…。おっとりしたおもちさんと、真面目で心優しい小槙くんのお陰でほっこりムードではあるが、夢と現の境目が曖昧になっていく過程や、恩人を招待する女性の話は少し怖い感じ。『商店街の運試し』は1番好きな物語で、『子供の味方』も可愛らしく良かった。読む度に書いてしまうが、こんな町に住みたい。2025/03/20
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