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出版社内容情報
戦争が激化する中でフラウの非道な魔法が状況を一変させてしまった。恨みを買いすぎると焦るシーラはフラウへの進言を決意するが……
内容説明
イーリスとの戦争が激化する中、フラウの魔法が2万の軍勢を焼き払ったことにより状況は一変。このままでは恨みを買いすぎて大変なことになると焦るシーラは、フラウへの進言を決意する。「力や恐怖で人はついてきません」「人を殺しすぎてはいけません」。覚悟の説得は無垢なる悪魔の心を動かすことができるのか?一方その頃、マルスはマリアからの予想外の「告白」により大地に膝をついていた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
57
Kindle。相変わらず意味深で言葉の足りない最強主人公は西側諸国に放浪旅に出たと思ったら、各地に潜伏していたシンパを纏め上げて一斉蜂起の準備をする事に。一方、北部帝国は戦争の耐えない大陸中部を狙い目と思い侵攻を開始。過去敵よりも強そうな相手だが主人公陣営には到底勝てなさそうと思ってしまう。次巻当たりでは大陸北部と中部の全てを統一してしまいそうな雰囲気。2025/05/14
オセロ
49
今回も面白かったですね。 イーリス軍が絞り出した様々な作戦は巡りに巡って自らの首を絞めることになるどころかモンスターの肉の素晴らしさ(?)を広げる手助けとなり。更にイーリスを手に入れたいと目論む腹黒聖女のマリアを後押しする形になり。一方の妃の小競り合いではフウラに思わぬ天敵が潜んでいたことが明らかになりましたが、やっぱりフウラしか勝たんとしか思えない引きが最高でした。2025/01/23
こも 旧柏バカ一代
38
聖女コワ!師匠の赤ちゃんが凶暴過ぎて草wそのお世話をする侍女が強くなってるのは、、ハンドレッド入りしないとダメじゃね?モン肉を食べる習慣は師匠の故郷のモノだったと判明。ただし、月に1回程度。それを毎日に改変したのは師匠だと判明。結局、お前かーー!wwその最大の被害者であるマルスは国外逃亡したが料理は食えず。相変わらずモン肉を生で食べている。いと哀れ。2025/01/20
よっち
30
ファルーン打倒のため結成された連合軍。しかし好き勝手に動くヒロインたちの活躍で次々と切り崩され、脱落して窮地に陥っていく第4弾。キエル魔導国はフラウたちに滅ぼされ、バルカン国は内乱が勃発、聖騎士団の半数が離脱するなど、早々に崩壊しつつある中、時間稼ぎのために焦土作戦を繰り広げるイーリス軍。自らの野望のためにマルスを利用して教会内での権力を固めていくマリアがやりたい放題でしたが、ヒロインたちそれぞれに存在感があって、マルスがやる気なくても、周囲がヤバいために話がどんどん進んでいく展開には笑ってしまいました。2025/01/21
しぇん
26
相変わらず意思疎通出来てるのはフラウだけで勝手に進んでいくのが面白いですね。そのフラウもまさかシーラが天敵になる展開は驚きでした。今まで地味な活躍でしたしね。マリアの腹黒も面白かったですけど、主人公いないとカイムとか殺してて笑えない事になってそう……。2025/01/22