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出版社内容情報
澄人教の襲撃を受けたジグとシアーシャ。事態が一線をこえたと悟り、教会へと乗り込み二人は、澄人教免罪官・ヤサエルと対峙する。
内容説明
澄人教。人間以外の種族を人間以下の亜人と定義する、社会の奥底に暗く澱んだ悪意。人ならざる「魔女」を護衛するジグは、彼らに対する情報を集めながらも極力不干渉を貫いていた。だが、鱗人・ウルバスと食事を共にした直後、ジグはギルドで澄人教徒の襲撃を受ける。向こうから実力行使に出てきた以上、もはや不干渉ではいられない。この街で作り上げてきた人脈を足掛かりに、教会へと乗り込むジグとシアーシャ。二人はそこで澄人教免罪官・ヤサエルと対峙する。傭兵と免罪官、決して曲げられぬ二つの信念が火花を散らす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
41
ジグは愛剣を失い新たな武器を依頼中、護衛任務の中で猿狗討伐に挑み、シアーシャと共に連携して成果を上げた。人族以外を亜人と宣うカルト教団、澄人教。鱗人・ウルバスとの交流が、澄人教の怒りを招き、澄人教が勝手に決めた禁句【鱗人】とウルバスを呼んだら澄人教との対立が確実となり。冒険者ギルドで澄人教徒が襲って来た。そのせいでジグは冒険者ギルドに出禁となってしまう。その解決のため、澄人教の本部にシアーシャとカチコミ!最後はジグと教会の最高戦力である免罪官との対戦があり、戦力的の互角な相手にジグは苦戦するも辛勝する。2024/11/20
よっち
28
人間以外の種族を人間以下の亜人と定義する澄人教。彼らにギルドで襲撃を受けたジグたちが、街で作り上げてきた人脈を足掛かりに教会へと乗り込む第5弾。「魔女」を護衛しているため、澄人教に対する情報を集めながらも極力不干渉を貫いていたジグ。しかし鱗人・ウルバスと食事を共にした直後、実力行使に出てきた澄人教相手に逆襲する展開で、前段の助っ人の時点からちょくちょく危うい思考が垣間見えるシアーシャでしたけど、ジグとの関係性が脅かされるとなるとヤバいですね…(苦笑)強敵の免罪官ヤサエルすら一蹴する最凶コンビが圧巻でした。2024/11/19
ホシナーたかはし
26
カバーイラストで、とうとう一線を越えたか!と思ったら、相手にブち切れてカチコミかける、て意味で一線を越えた。今回は、戦争と宗教という扱いにむつかしい内容を、上手に料理してました。うん、面白かった。2024/11/28
しぇん
22
主人公より単純に戦闘力高いやついるとは思ったよりヤバい組織だったなと。大陸渡って目的自体は果たしてる感があるので物語どう広げていくのかな?と思ってましたが、おまけの師匠達対魔女みるにどちらかこっち来たりするんですかね?2024/12/07
dorimusi
18
今回5章+番外構成。1章はエピローグ。ベイツからの協力の口約束。2章は猿狗の盗伐。3面鬼のおまけつきでなかなかの被害。3章ギルドで襲撃受けてギルドの対応にシアーシャブチ切れ。4章教会襲撃皆殺し。どっちが悪役かわからんなぁ。免罪官強いな……5章後始末。人間と魔女はやっぱ違う設定なんだなぁ。。番外編は元の大陸の傭兵団が魔女探して別の魔女とぶつかる感じ 最新刊に追いついてしまった。今の刊行ペース守ってくれるといいんだけど。2025/04/30
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