出版社内容情報
2022年9月に上川隆也主演でTVドラマ化された絶対号泣小説を文庫化!帯には小説紹介クリエイターけんごさんの推薦文を掲載!
内容説明
人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。ただし、そんな中で会えるのは、あなたが死んだことをまだ知らない人だけ。これは五人が織りなす、最後の再会の物語。
著者等紹介
清水晴木[シミズハルキ]
千葉県出身。2011年、函館イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。2015年、『海の見える花屋フルールの事件記―秋山瑠璃は恋をしない』(TO文庫)でデビュー。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒川叶
34
大切な人とは生きている内にちゃんと向きあって、思いを伝えて後悔しないよう過ごすことの大切さが描かれている。誰かが自分を認識している限り人は生きつづけていく。 会いたいと思える相手がいるのもしっかり人生と向きあったからなのかな2024/12/21
ハイテク
2
誰もが迎える死後に最後のチャンスを与えてリボーンさせる。人それぞれの人生の価値と作者の次の作品を読みたくなる作品です。2024/11/28
かめかめ
1
なんとも切ないお話しです。人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。しかし死んだことをまだ知らない人だけ。近い人はほとんど死んだことを知っているので、会いたい人を決めるまで悩むことになります。著者の体験が生きた発想です。自分だったら誰に会いにいくことにしようかな。2025/04/24
runahi
1
死んだ後、1日だけ会いたい人に会える話。感動の舞台は整っているはずなのだが、内容が非常に残念。気軽に読めるのはいいかも。★★☆☆☆2025/02/23
seeka
1
#さよならの向こう側 死んだ後に行く場所『さよならの向こう側』。そこで目を覚ますと案内人にもう一度会いたい人はだれですか?と聞かれる。猶予は24時間。ただし条件が。『会える相手は自分が死んでいる事を知らない人』だけ。もし知っている人に会うと強制的にその時間は終わる。。 2025/02/02