ことのは文庫<br> 星屑鉄道の鉱石カフェ

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ことのは文庫
星屑鉄道の鉱石カフェ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784867166178
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この世ならざる場所を駆ける『星屑鉄道』は、悩める人の前にふと現れる。その「食堂車」で提供されるのは、きらきらと煌く「鉱石スイーツ」だ。この列車の車掌は、底抜けに明るくポジティブな金の瞳の美青年。その正体は「生と死の境界の番人」。大の人間好きで、人間が長生きすることが喜ばしいと思っている。そしてスイーツを作るのは、深海色の髪の物憂げな青年。正体は「縁結びを得意とする海の死者」。とある事情により堕天使となったが、人間の助けになりたい気持ちは変わっていない。この風変わりな二人が、次々と現れる「悩める人間たち」を優しく「ふたたび前を向いて生きる」方向へと導いていく――。

内容説明

この世ならざる場所を駆ける『星屑鉄道』は、悩める人の前にふと現れる。その「食堂車」で提供されるのは、きらきらと輝く「鉱石スイーツ」だ。この列車の車掌は、底抜けに明るく人間が大好きな「死神」。スイーツを作るのは、人間の助けになりたい物憂げな「堕天使」。二人のもとに鉱石を運ぶのは、幼い見た目だが尊大な「賢者」。この風変わりな彼らときらめくスイーツが、「乗客たち」を「ふたたび前を向いて生きる」方向へと導いていく―。

著者等紹介

蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち。元書店員。デビュー作『幽落町おばけ駄菓子屋』シリーズ(角川ホラー文庫)で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

98
悩める人を乗せ銀河を駆ける星屑鉄道。食堂車ではキラキラ輝く鉱石スイーツが待っていてー。「星屑鉄道」っていう響きが素敵。生きていれば悩みもいろいろ。でも生きていればこその悩み。深刻になりそうだけど、ちょっと風変わりなメメ、ルリ、ミズハ、3人の乗務員たちの絶妙なチームワークが笑いを誘う。美味しいスイーツにも癒やされて、気持ちが明るくなる一冊でした。2024/08/30

42
悩んだ人の所へ現れる星屑鉄道。優しく夢のある作品でした。心地良い読書になりました。2024/12/13

愛書家

5
カフェというタイトルに惹かれて。 誰だって、迷いや悩みなんてものはありますよね? そんな時に、もしかしたら助けになるかもしれません。 いじめに遭っていたら、もしかしたら光になるかも。 現実に沿った悩みばかりで、きっと共感度は高いかな。 晴れやかな読後感でした。2024/09/13

あずとも

4
この世ならざる場所を駆ける『星屑鉄道』が悩める人の前に現れその食堂車で提供される鉱石スイーツがそれぞれの乗客の悩みを溶かしていく。その悩みにも共感。そして死神、堕天使、賢者という乗組員達のキャラが良い。2024/08/28

さくらもち

2
タイトルに惹かれて手に取り、冒頭に軽く目を通して、読みたくなった1冊 「銀河鉄道」と「宮沢賢治」が出てきたら、もう、たまらないよね笑 星空の中を走る鉄道の食堂、鉱石を模したスイーツで、迷ってる人の背中を押す、っていう 私の好きなタイプの優しい短編の連作 3人の話をもっと知りたいかも、続編ないのかな?2024/11/07

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