ことのは文庫<br> 下の階にはツキノワグマが住んでいる

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり

ことのは文庫
下の階にはツキノワグマが住んでいる

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年10月16日 12時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784867165744
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「今すぐ入居できる物件は、残念ながらこちらだけです」住んでいた賃貸マンションで火事があり、急遽引っ越すことになった頑張り屋の社会人・ゆり子が紹介されたのは、「築35年・動物入居可能(ペットの意味にあらず)」の物件だった。なぜならば、ここは、人間と「人の言葉をしゃべる動物」たちが仲良く共存する、そんな世界だからだ。ゆり子の部屋の階下に住んでいたのは、胸の三日月模様が印象的な、人(?)の好いツキノワグマ。誰かとコーヒーを飲むが大好きで、はちみつケーキが大好きで、ヒグマさんの作るビールが大好きで、お鍋が大好きで、冬眠の前にはクリスマス・お正月・バレンタインの贈り物などを一通り済ませてから眠りにつく。そんなのんびりとしたクマと日々を過ごすうち、ゆり子の少し疲れた心は優しくほぐされていく。そして彼女はいつしか、ずっと背を向けていた母と向き合ってみようと自然と思えるようになり――。

内容説明

住んでいた賃貸マンションで火事があり、急遽引っ越すことになった頑張り屋の社会人・ゆり子が紹介されたのは、「築35年・動物入居可能」の物件だった。階下に住むのは、胸の三日月模様が印象的な、人(?)の好いツキノワグマ。誰かとコーヒーを飲むのが大好きで、はちみつケーキが大好きで、ヒグマさんのビールが大好きで、お鍋が大好きで、冬眠の前にはクリスマス・お正月・バレンタインの贈り物などを一通り済ませてから眠りにつく。そんなのんびりとしたクマと日々を過ごすうち、ゆり子の少し疲れた心は優しくほぐされていく。そして彼女はいつしか、ずっと背を向けていた母と向き合ってみようと自然と思えるようになり―。第11回ネット小説大賞受賞の極上もふもふ小説、待望の書籍化!!

著者等紹介

鞠目[マリメ]
主に小説投稿サイト「小説家になろう」で活動中。3,000~6,000文字程度の短編、もしくは連載を週一ペースで投稿中。得意なジャンルは純文学、ホラー。本作『下の階にはツキノワグマが住んでいる』にて第11回ネット小説大賞を受賞し書籍化デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

30
ゆり子さんが住む町は、このクマさんだけでなく、三毛猫さんの食堂とか、古紙回収をしているヤギさんや、荷物を配達している黒猫さんとか、いろんな動物がいて、みんな仲良く暮らしているんです。こういう世界って夢のようです。人間同士だといがみ合うことがけっこうあるのに、いろんな動物たちとの関係はとっても優しさに溢れているのです。以前ゆり子さんが住んでいた賃貸マンションに放火したのがカワウソってあたり、川上弘美さんの影響を受けているのかしら? #下の階にはツキノワグマが住んでいる #NetGalleyJP2024/05/20

もちこ

11
人間のゆり子さんと、隣の部屋に住むツキノワグマのお話。 人間と動物が当たり前のように会話をして、生活をしている様子が、川上弘美さんの『神様』みたいだな〜と思っていたら、参考文献のページに書いてあったので「やっぱりー!」とつい嬉しくなってしまった。 となりのクマさんとお散歩したりお茶したり、他の動物たちとも仲良くなったり。 おとぎ話の日記版のような、ほんわかするお話。 ゆったりした雰囲気で和みたい人におすすめ。2024/05/02

Mayuko Kamiwada

6
住んでいたマンションに火事があって、引っ越すことになったゆり子。引っ越した先のところには動物が入居可の場所。下の階にはツキノワグマが住んでおり、ひょんなことから親しくなり一緒に食事をしたり、出かけたりする仲になる。ツキノワグマのクマさんのゆるい調子がなんともいえない。天然だけど、頑固でゆり子の背中をそっと押してくれる存在。本書の中に登場する食べものが全て美味しそうで、特に三毛猫の定食屋がやっている定食がどれも食べたくなった。自分の家に猫がいるが、もし現実に話せるとしたらどんな話をするのか妄想が膨らむ。2024/05/07

色素薄い系

4
NetGalleyより。何かある度に「やったー!」と素直に喜びを表現するクマさん、可愛いね。たたきにされたくない鰹がカワウソとバトったり割とカオスな世界ではあったけど基本はゆり子さんとクマさんのほのぼのした日常が描かれる優しい世界。あらすじからは見えない世界が広がっていたのでクマさんのおばあちゃんに会いに行く話も読んでみたかった。2024/04/08

美月

1
残り100ページを切ったところでリタイヤ。2024/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21895101
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。