ことのは文庫<br> ネコとカレーライス―ビリヤニとガンジスの朝焼け

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ことのは文庫
ネコとカレーライス―ビリヤニとガンジスの朝焼け

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784867165188
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

カレー予備校を卒業して5年。松本と中村はカレー店「ネコとカレーライス」をささやかながら運営中。ある日、スパイス開発の仕事で中村がインドから、カレー予備校の後輩たちのサポートで松本が恩師の坂本から、それぞれ声をかけられる。期間は約2週間。その間お店をどうするかと悩む2人の前に、久々に「不思議な白いネコ」が現れた。その瞬間、店が大変なことに……!? 天から強制的に与えられたような2週間の休店期間。インドと東京の2か所に分かれた彼らは、新たな課題である「僕たちのビリヤニ」を作り上げることができるのか!? カレー・オブ・ザ・イヤー2021企画部門受賞の人気作、待望の第2弾!!!

内容説明

カレー店「ネコとカレーライス」をささやかながら運営中の松本と中村。ある日、スパイス開発の仕事で中村がインドから、カレー予備校の後輩たちのサポートで松本が恩師の坂本から、それぞれ声をかけられる。期間は約2週間。その間お店をどうするかと悩む2人の前に、久々に「不思議な白いネコ」が現れた。その瞬間、店が大変なことに…!天から強制的に与えられたような2週間の休店期間。インドと東京の2か所に分かれた彼らの新たな課題は「僕たちのビリヤニ」を作ること!?カレー・オブ・ザ・イヤー2022企画部門受賞の人気作、待望の第2弾!

著者等紹介

藤野ふじの[フジノフジノ]
東京都出身。好きなものは何か書くこと、散歩、映画、LONDON。ことのは文庫『ネコとカレーライススパイスと秘密のしっぽ』にてデビュー。書肆侃侃房主催第5回ことばと新人賞佳作。好きなスパイスはカルダモン。とあるカレーの学校卒業生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

210
東京でカレー店「ネコとカレーライス」を営む男二人、中村と松本の物語の2冊目です。あるアクシデントで水浸しになり店舗が使えなくなった二人は止むを得ず二週間をそれぞれ別々に過ごす。中村はインドの料理好きな家庭を訪ね、松本は嘗て学んだ料理学校で後輩達と共に「ビリヤニ」の開発に取り組むのだった。読んでいて困難はあっても二人の料理を愛し真摯に向き合って心の底から楽しむ気持ちが伝わってきましたね。料理を通じて学び経験を深めて困難を克服して成長し人間関係もより良くなる姿に感動が込み上げましたね。#NetGalleyJP2024/04/03

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

68
シリーズ2作目。インド料理の中でカレーに比べるとぐっと認知度が低いビリヤニ。でもこの一冊を読むと食べたくなること請け合いです。2人で立ち上げたカレーショップを一時休業して、一人は古巣のスパイス教室へ。一人はインドへ。それぞれの体験を通してカレー作りの原点に戻ることになります。彼らはスパイスをブレンドしているだけではなく、人との出会いもブレンドしています。2024/02/14

ゆのん

52
【シリーズ2作目】カレー予備校を卒業して5年後の物語。アクシデント発生で『ネコとカレーライス』は2週間の休業に。中村は単身インドへ。松本はカレー予備校のアシスタントとなり『ビリヤニ』グループに加わる事に。ビリヤニ!!私も大好物だ。指導方法に悩む松本だが少しずつ関係が出来ていくのと並行して『彼らのビリヤニ』も見え始めてくる。良い食材、最高の料理人がいれば美味しい料理は出来る。でも作る人の想いが込められた料理に勝るものは無い。2人のゆっくりだが確実に成長していく姿に勇気を貰える。2024/01/19

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