ＧＣＮ文庫 魔女と傭兵

超法規的かえる【著】/叶世 べんち【イラスト】

マイクロマガジン社（2023/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 382p／高さ 15cm
• 商品コード 9784867164242
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

沈黙の魔女と呼ばれる厄災と、歴戦の傭兵。ハードな世界を飄々と歩く、真の王道ファンタジー！

内容説明

殺し合いの末、行動を共にすることとなった厄災の魔女と歴戦の傭兵。魔女は願う、自分が命を狙われない場所に行きたいと…。しかし、恐怖の象徴である魔女が安穏と暮らせる場所はこの大陸にはなかった。かくして二人は、まだ誰も知らない未知なる大陸へと向かう。だがそこには、失われた魔術や凶悪な魔獣が溢れる異世界が広がっていた。ＷＥＢ小説発、圧倒的支持を受ける本格ファンタジー待望の書籍化！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starly]

孤独な魔女と孤高の傭兵。2人の出会いから冒険が始まるバトルライフ開幕。 魔女と傭兵の2人のコンビ、最高です。下品さがなく恋愛に発展する訳でもなく程よい関係の2人。お互い何かと馬が合う。所々2人の意見が一致した時はクスリとほのかに笑ってしまう。2人の今後のやり取りも楽しみであります。

2023/08/26

[よっち]

魔術や魔獣が失われた大陸。人々から恐怖の象徴として恐れられる魔女シアーシャ。魔女討伐隊に参戦した傭兵のジグが、彼女と運命的な出会いを果たすファンタジー。魔女を追い詰めながら、依頼主の死もあってシアーシャに護衛として雇われ、追われない場所を求めて彼女と一緒に異大陸を目指すジグ。世間知らずで新天地に戸惑いながらも、彼にフォローされながら冒険者登録をして生きる道を模索するシアーシャ。雇用関係を前提とした二人の間には確かな絆が生まれつつあって、魅力的なキャラを絡めたこれからの展開を期待したくなる新シリーズですね。

2023/05/18

[サンゴ]

海を渡っただけなのにまるで異世界

2023/09/21

[こも 旧柏バカ一代]

最初を少し読んで辛そうだから本を閉じたが、他の人たちの感想を読むにそうではなさそうと言う事で読んでみた。別大陸に到着してからの話は思ってたのと全然違い。魔女である彼女には過ごしやすい環境だった。反対に護衛である傭兵の彼は体格が筋骨隆々なのが蔑まされる原因になるとは、、本当に予想してたのと違った。

2024/05/23

[ままかり]

3巻までまとめて読了。寡黙でいぶし銀な傭兵と世間知らずな魔女が異大陸で冒険者やってみた。話も文章も割と淡白で箇条書きのような台詞と地の文が連なる。舞台はよくあるなろうのテンプレで目新しさは無し。不快な要素はないためノンストレスで読めた。ただ、話を動かす時、設定やキャラの行動に対してその背景を考えると、それ難しくないか？と首を傾げる所が随所にある。そういった背景を考えずに話が作られてる辺りが気になり、要所要所で物語に没入できなかったのが残念。複数の女性を侍らす作品ではなかったのは高ポイント。★★★☆☆

2024/10/20