出版社内容情報
帝都を混乱に陥れた呪物騒動はまだ終わってはいなかった…!精霊人の女王の呪いに沈まんとする街を《千変万化》が駆け抜ける!
内容説明
クライの活躍(?)で呪物騒動も一段落し、平和を取り戻したように見える帝都ゼブルディア。しかし、まだ事件は終わってはいなかった!妹狐の策謀によって発動した最凶最悪の呪物―精霊人の女王シェロが残した呪いの宝玉「真紅の精霊石」。これまでいくつもの国を滅ぼしてきたというその呪いが帝都をも滅ぼそうとする時、“千変万化”クライ・アンドリヒが空を飛ぶ!!帝都を、そして世界を守ることは出来るのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅり
26
とても面白かった2024/11/06
こも 旧柏バカ一代
22
クライの活躍によって帝都ゼブルディアは一時的に平和を取り戻したかに見えたが。 妹狐の策謀により最凶の呪物「真紅の精霊石」が発動し、再び大きな危機が訪れた。 クライがこの危機に立ち向かい(?)、空を飛び回りながら呪いを返り討ちにする姿が非常に面白かった。 物語は呪物編の後半と、ユグドラ編の前編という不思議な構成で進行。 嘆きの亡霊の最後のメンバーであるエリザが本格的に登場し、クライに対する深い理解とその異常性を察知して距離を置く様子に共感させられた。あ、賢いw2024/10/06
mahiro
18
呪物編後半みみっくんにあんな役割が〜行方不明の神官吐き出すだけが能じゃなかったのね、エリザの『クーいい子』がいい。後半ユグドラ編は入手した関係で10巻を先に読んでしまっているので、そういう展開でああなったのか…と納得 2025/02/17
ささきち
9
今回は呪物編の後半とユグドラ編前編という構成、この変則的な構成は今後も続くんかね〜?できれば1冊にまとめるか後編1冊にしてまとめて欲しいものよ。呪物編なんだけども…なんかさ陰キャが陽キャのインスタグラムを見るとか幼馴染だった相手が自分以外の相手と結婚します報告しているのを見て精神崩壊したって感じでな、ここまで騒がしといてそれで終わるのか!?としか思えんが長い間呪うなんてしている陰キャにはあまりにも眩しすぎる光景だったんだろで納得…してもいいのかな?でもこの作品らしい終わりではあるか。そんで後半のユグドラ編2022/11/30
フラチキさんです
6
★★★★★ 作者さん9冊目。2024/09/30