出版社内容情報
奪われたアトゥを取り戻すため、一人レネア神光国へと向かうタクト。英雄不在の危機に――邪神の力が示される。
内容説明
聖女と魔女による斬首作戦によって英雄である《汚泥の魔女アトゥ》を奪われた上、心臓を貫かれ、燃え盛る業火に飲み込まれた拓斗。一敗地に塗れたかのように思われたマイノグーラであったが……しかし拓斗は滅んではいなかった。復活した拓斗は単身、レネア神光国―聖女と魔女によって統治される新興国家へと向かう。アトゥを取り戻すために、そして―?〈古き聖女の神託書〉に記されし世界の脅威“破滅の王”イラ=タクトの力が今、試される。
著者等紹介
鹿角フェフ[カズノフェフ]
ペンネームの『鹿角』は奈良の鹿から来ています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
68
TRPG勢との戦いはレネア神公国の滅亡にて決着。プレイヤーの差が勝敗を決める結果となったのは、TRPGらしさを感じる。聖女達は喧嘩を売る相手を間違えたという事で。次巻はWEB版で絶賛好き放題暴れているヴィットーリオが登場。巻末でシルエットは公開されていたものの、イラスト化が待ち遠しい。2022/07/31
こも 旧柏バカ一代
23
TRPG勢力との戦いに決着がつき、《汚泥の魔女アトゥ》の奪還が果たされた。ようやく安堵の瞬間を迎えるかに見えたが、物語は即座に新たな危機へと突入。勝利の余韻に浸る間もなく、《破滅の王イラ=タクト》が再び激動の渦中に身を置く。読み手にも休息を許さない展開。個人的には、もう少し平穏な日常描写や、勝利の象徴的演出があればと感じたが、それこそがマイノグーラらしい緊迫感とも言える。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-mynoghra-5-review/2025/05/11
niz001
4
ざまぁ。タクト強いな、英雄としての能力もあるんね。2025/07/12
爺
4
TRPG勢との決着がつき、アトゥも戻ってきた。しかし能力を酷使したことによりタクトにも悪影響が現れ……というところまで。続きは来年らしい。果たして覚えていられるのか。非常に長くなってしまうとは思うけれど、このシリーズは群像劇的な側面が強い構成になっているので、もう少し周辺キャラや現地情勢にページを割いてほしいとも感じてしまう。ともあれ、次巻楽しみにしております。2022/07/02
史
2
システムの表と裏と穴。2024/08/06