出版社内容情報
はやくしなさい!せかすパパカエルと、寄り道ばかりの子カエル。子どもと一緒にすごす日々の、大変さと愛しさを再確認できる絵本。
内容説明
とにかく急ぐパパと、いろんなものが気になってそんなのおかまいなし!なコーディ。すれちがっていたふたりでしたが…。親と子どちらの気持ちにも寄りそった、おやすみ前にもおすすめの一冊。
著者等紹介
リップハーゲン,ルース[リップハーゲン,ルース] [Riphagen,Loes]
オランダ、アムステルダム在住。小さな村の農場で動物にかこまれて育つ。双子のきょうだいと共にロッテルダムに移り、ウィレム国王学院で学ぶ。絵の美しさと細部にまでこだわった描写に定評があり、受賞歴も多数
木坂涼[キサカリョウ]
東京と広島に拠点を持ち、絵本、翻訳絵本を数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
17
息子が幼稚園で借りてきた絵本。息子とのお出かけってこんな感じだなと。息子は「さっき逆さまの虫見てたから大丈夫だよね」と言っていました。2023/02/06
Cinejazz
16
緑カエルの親子<パパ>と<コーディ>の、ある一夜の物語。「あっ、パパ、手紙だよ! 誰からだろう?」「パパの大好きな<ピョンピョン・バンド> のコンサ-トの招待状だ! 」「コーディ、コンサ-トは今夜だ! すぐ出かけるぞ!」・・・コンサ-ト会場に辿り着くまでの道のりは、危険がいっぱい・・・。パパはあやうく命をおとしかけたところを、コーディの機転のおかげで救われることに・・・。オランダの絵本画家の、細部にまで拘った美しい絵によるホノボノ絵本。2022/07/27
ヨシ
10
パパ本。イクメンはやっぱり良いよね〜♡パパ愛溢れる一冊。世のパパたちが読んだら泣いちゃうかもね。2023/11/18
ぱせり
4
最後は、予想していたし、やっぱりね、と思ったはずだけれど、読み終えたときには、思いがけないくらいに満たされていた。子どもと過ごす時間は、なんて上等なんだろう。こんな時間を犠牲にして急がなければならないほど大切な用事、ほんとうはどれほどあったかな。ともう一度考え直してみたい。2022/11/09
NOYUKI
2
忙しいパパは、命を助けられるくらいのことがないと気付けない…まあ、気付けてよかったけど。身につまされる気もして、なんだかなーと思ってしまった。カタツムリの郵便屋さん、帰ってもまだいるのが…!ふたりはともだちのカタツムリを思い出して笑う。ふふ。よしきた、まかせとけ、なのね。2022/10/21