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出版社内容情報
「愛」でも「恋」でもなく「依存心」だと理解しながら同居生活を続けるタマとレナ。しかし、姉バレの危機は確実に近づいていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
20
まさかの一冊丸々爆弾爆発までの貯めになるとは……。最後とうとう着火してしまったので、次巻は波乱の展開になりそうですね、というのと、そういえば主人公の方が闇深そうだったんですよねという2022/05/03
rotti619
11
あらすじにある通り、レナを自宅警備員にした生活が最後ついに発覚する流れ。登場人物全員が普通と呼ばれるモノから少し外れた、歪んだとも言える境遇に身を置いており、そこから生まれた人生観は互いに相容れる事ができず、歩み寄りさえ難しい状態なのに、同じ場所で空気を吸っているのが面白い。これだけ見ると薄暗い話に見えるが実際の所そうでもなく、将来のことなんて知らずに今を見れば決して悪い生活ではないので、特にタマとレナの間に悲壮感はない。Web版では完結しているが、最後も”らしい”終わり方をするので、次巻が極めて楽しみ。2022/05/02
alleine05
10
2巻が出ているのには気づいていたもののなんとなく読まないままになっているうちに最近になって3巻目が出たのを見て読んでみる気になったのだけど微妙。社会がどうのこうの親との関係がどうのこうの、批判や愚痴みたいな内容が多くて(というか分量的にはそれほどでもないかもしれないけど印象に強く残った)うんざりした。ワルぶってる俺カッケーを見せられた気分。社会批判はいいからさっさと話を進めてくれよ。というわけで最後はなかなか気になる引きだったのだけど、それでもあまり積極的に続きを読みたくなる読後感じゃなかったなあ。2022/12/02
みずき
7
ラノベより文芸で出した方がウケるんじゃないかと思うような内容です。非常に面白い。 家族関係、人間関係──世間一般の「ろくでもないこと」がある人にとっての救いになり得る。帰属する社会によって生きやすさや自分からも他者からも得られる価値観は大きく変動する。必ずしも正しいことが最適解ではない。 大仰に書きましたが、文章はとても読みやすいです。ラノベのわりに会話の少なく地の文が多く使われた文体ではあるものの、各個人の内面が反映された一人称は非常に読んでいて楽しい内容となっていました。 次巻も楽しみです。2022/06/20
leo18
4
前巻とは若干雰囲気が変わり、ラブコメというよりシリアスめな話に。レナの行方を追う姉の椛視点が多め。ちょっと期待した方向とは違ったが、どういう結末を見せるかは気になるところ。2022/05/06
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