内容説明
日常生活での予防、意識のしくみ、蘇生、認知症、リハビリ、介護、福祉制度―いざという時に役立つガイドブック。各分野の専門家がわかりやすく解説!読みやすいQ&A形式。
目次
Q&A(意識って何?;意識はどんな原因で障害されるの?;脳を調べる方法にはどんなものがあるの?;意識と呼吸の仕方とは関係があるの?;意識を失わないためにできることは? ほか)
スペシャルトーク 外傷・スポーツによっておこる脳障害「慢性外傷性脳症」(意識の仕組みはどうなっているの?;意識はあっても、様子がいつもと違ったら?;入院後、意識がすぐに回復しないときは?;意識障害と認知症について;てんかんを起こしたら車の運転はできないの? ほか)
著者等紹介
加藤庸子[カトウヨウコ]
一般社団法人日本意識障害学会代表理事。藤田医科大学ばんたね病院脳神経外科教授
黒岩敏彦[クロイワトシヒコ]
大阪医科薬科大学名誉教授/春秋会城山病院理事長
永山正雄[ナガヤママサオ]
国際医療福祉大学成田病院脳神経内科・予防医学センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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禿童子
23
意識を失ったときの「蘇生はどうやって行うの?」の心肺蘇生の具体的なやりかたの説明は役に立つ。脳への血流を維持することが心臓マッサージ(胸骨圧迫)の目的。コロナの問題もあるのか、人工呼吸は省略可。意識の中枢は上行性網様身体賦活系(ARAS)にあるという学説が主流になっているのは知らなかった。植物状態(遷延性意識障害)の治療法の説明が目新しい。認知症と意識障害の線引きは難しい。20年前の父の末期の頃を思い出すと当てはまることが多かった。2024/09/21
ちろ
4
勉強のために2025/06/08
タカ
0
意識についての基本的知識や遷延性意識障害(植物状態に近い)について一般向けに書かれていた本。知識面は復習になったが臨床で活用できる内容はあまりなかった。研究でやったお座り君を思い出した。2025/02/18
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- 和書
- 建築を整える。