内容説明
ノーベル生理学・医学賞受賞!好奇心とあきらめない心。女性科学者の感動の伝記。ハンガリーで生まれ育ったカタリンは、小きな細胞が集まって生き物の体ができていることを知ってびっくり。「科学者になりたい」と決心します。お母さんは言いました。「あなたがノーベル賞をもらうのを楽しみにしているわ」。mRNAに注目してから40年間、カタリンはさまざまな困難にも負けずに研究を続け、ついにmRNAのワクチン利用に道をひらく方法を発見します。この大発見のおかげで、新型コロナウイルス感染症が世界で大流行したとき、すみやかにワクチンが作られ、多くの人びとを救ったのです。カタリンのmRNA研究への挑戦は今も続いています。
著者等紹介
ダディ,デビー[ダディ,デビー] [Dadey,Debbie]
小学校の元教師であり、学校司書。「ベイリースクールキッズの冒険」「マーメイドの物語」シリーズ(いずれも未邦訳)など200冊近くの本の著者であり、共著者。本書は初めての伝記絵本である。3人の子どもたちをはじめ、多くの情報源からインスピレーションを得ている。夫と2頭の保護犬とともにアメリカのテネシー州のログハウスに暮らしている
オークリー,ジュリアナ[オークリー,ジュリアナ] [Oakley,Juliana]
子どものころから絵を描くことが大好きで、さまざまな場所を旅したり住んだりして、多様な文化や風景を吸収してきた。本書を描くにあたり、パンデミックによる世界中の変化を目にして多大な影響を受けた。夫、子どもたち、猫、犬とともに美しいバーレーン王国に在住
竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家、理学博士。YESインターナショナルスクール校長。ZEN大学(仮称、2025年開学予定)教員に就任予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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