内容説明
名作「雪の女王」「みにくいアヒル子」「おやゆび姫」…童話の王様が少女エルサに語った秘密とは?伝記絵本。
著者等紹介
ヤーニッシュ,ハインツ[ヤーニッシュ,ハインツ] [Janisch,Heinz]
1960年、オーストリア生まれ。ウィーンでドイツ語とジャーナリズムを学ぶ。1982年よりオーストリア放送協会に勤務し、「Menschenbilder(未邦訳)」シリーズの責任編集者を務める。児童・青少年向けの本も多い。オーストリア児童文学賞、ボローニャ・ラガッツィ賞など受賞多数。ウィーンおよびブルゲンラントに在住
カステリック,マーヤ[カステリック,マーヤ] [Kastelic,Maja]
1981年、スロベニア生まれ。絵画、哲学、視覚芸術理論を学ぶ。数年間フレスコ画の修復家として働いたのち、子どもの絵本のイラストに専念する。2015年、ミュンヘン国際児童図書館目録「ホワイト・レイブンズ」に作品が選定され、ボローニャ国際絵本原画展に入選している
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年、埼玉県川越市生まれ。作家・翻訳家・ドイツ文学者。幻想小説でも独自の世界を描く。飛行船の研究家としての著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
YA出版会の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
30
アンデルセン童話が好きな人には、とても楽しくてうれしい絵本です。 アンデルセンの生い立ちから、アンデルセンの作品を紹介してくれて、おまけに、彼の作品を想像させる様々なキャラクターが絵の中に登場しています。 答えが書かれていないのが残念ではありますが、アンデルセン童話を読み進めたら、解るということですね。 夢にあふれた伝記絵本です。2022/05/12
のえる
30
図書館伝記絵本。 ある男の人が女の子に特別にとメルヘンなお話をする。空を飛ぶことを覚えた少年の話。実はそれはその男性の実話、アンデルセンのお話だった。 アンデルセンのお話は読んだことあるけど作者自身のお話は初めてだったので新鮮だった。 また本書は所々アンデルセン作品にも触れているので導入本にも良いかも。 ちょいと文章が多めの印象。でもかわいらしいテイストの絵だった。2021/03/12
鴨ミール
28
この本の表紙はイラストが可愛いものですが、中身は意外としっかりしていました。おじいさんの話も載っていて、そこまで書くのか、と驚きました。とても貧しい暮らしだったしおじいさんのこともあったけど両親の愛情には恵まれていた。 だから、お金も何もなくても、夢叶えるために行動することができたのだと思う。身ひとつで、生きていったアンデルセンはたくさんの人の力を借りて自分のやりたいことを叶えたのだと思う。「メルヘンは、なんでも願いがかなうふしぎな世界の話なんだ」2024/12/28
ケ・セラ・セラ
17
馬車に乗り合わせた女の子に話すメルヘンの数々。語っているのはアンデルセン本人。アンデルセンの童話を組み込んだアンデルセンの伝記絵本。挿絵も柔らかいタッチで素敵です。2024/10/08
Cinejazz
13
デンマ-クの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)の幼い頃から作家として成功するまでの生涯を、『雪の女王』や『親指姫』『みにくいアヒルの子』『はだかの王さま』など、有名なアンデルセンの童話を巧みに織り込んだ、子どもから大人まで童話の世界へと誘ってくれる伝記絵本です。いくつものメルヘンの世界を創造し、賞賛と名声を得たアンデルセンは、住居を転々とし家庭をもたないまま孤独な生涯を終えたようです。コペンハ-ゲン港で海を見つめる<人魚姫のブロンズ像>の寂しげな姿が目に浮かんできます。2021/08/24
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