内容説明
そうだったのか!!読めば納得!なぜ中江藤樹は「近江聖人」と敬われたのか?なぜ高杉晋作は「真の維新三傑」と呼ばれたのか?なぜ明治天皇は「世界から賞賛」されたのか?
目次
第1話 中江藤樹―日本的儒教をうち立てた第一人者(十一歳の感激と立志;わが国を代表する類稀な教育者;儒教の本質を明らかにした古今随一の儒学者―神を信仰する儒教の教え;慎み・謙譲の徳に生きた高貴なる生涯)
第2話 高杉晋作―明治維新を導いた長州の大守護神(吉田松陰と高杉晋作―生涯を決した恩師との出会い;長州藩の「破約攘夷」運動;長州を立直した高杉の獅子奮迅;心身を燃やし尽した長州の大守護神―維新の礎となった四境戦)
第3話 明治天皇―明治天皇なくして近代日本の新生と興隆なし(なぜ日本だけが立ち上がり新生できたのか;日露戦争―明治の一大国難;教育勅語―日本人の生き方の根本;「国安かれ民安かれ」の祭祀と言の葉のまことの道)
著者等紹介
岡田幹彦[オカダミキヒコ]
昭和21年、北海道生まれ。國學院大学中退。学生時より日本の歴史及び人物について研究を続け、月刊情報誌『明日への選択』に多くの歴史物語・人物伝を連載中。全国各地で講演活動を行っている。現在、日本政策研究センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れんと
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代表的日本人を大昔に読んだが、今回改めて中江藤樹がどうして偉人とされてるかがわかった。高杉晋作は私が最も好きな偉人の一人であり、それは代わりが誰もできないことをやり遂げたからであるが、どんな本を読んでもとにかく驚かされる。そして今回一番この本を買ってよかったのは明治天皇。特に教育勅語が何故作られたかの背景がわかったのがよかった。既に明治から教育は心技体で言えば、技ばかりに走っていて、心が忘れられようとしていた。そこで教育勅語ができることで、何とか国民の道徳が守られた。今はそれも無くなってしまった、、、2023/12/10