出版社内容情報
シリーズ累計80万部突破!(電子書籍含む)
ドラマCD第3弾と同時発売!
新たな政の時代へ!
絶好調の戦国サバイバル小説、最新刊!
書き下ろし外伝×2本、漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画も収録!
内容説明
1584年。基綱が九州を平定し、太政大臣に就任した年。息子・堅絹を征夷大将軍に就任させることで、「幕府」という政の形に終止符を打った。そして新たに開いた政の府は相国府。相国として最初の仕事は外交―対馬、琉球、朝鮮、そして、背後に存在する大帝国・明。“日本”としての舵取りに頭を悩ませる中、四国では動乱の兆しが…?ついに世界へと漕ぎ出した戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝×2本&もとむらえり描き下ろし漫画も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
80
家康降伏により堅綱はいよいよ関東制圧へ。基綱は九州・四国を治め、内政・外交中心に。次巻は九州をサクッと再征して、天下統一だろうか。原作連載が止まっている所が少しづつ近づいているのが気になる所。あとWEB版では全く好きではなかった六角義治が巻末漫画でどんどん好きになってしまう。2022/11/04
chie-don
20
小説家になろうサイトで最終話(完結してません)まで読了。現代で歴史小説を書こうかというほど歴史通のサラリーマンが、転生して戦国時代へ。信長、秀吉、家康を差し置いて、史実、戦略を用いて天下統一に向かい、新しい歴史を築いていく。おもろい!転生案件はラノベによくありがちですが、可能性の宝庫と思います🤗2022/11/16
すがはら
14
遂に家康退場。長男くんが無事に武勲を挙げられて良かった。思えば遠くに来たものです。国内の掌握の目処を付けて外交に目を向けだしました。基綱の苛烈な面と柔軟さや配慮のある面とのどちらを向けられるか、利害関係者として会見する者たちは脇汗ダラダラなんだろうな。権力も財力もある人って恐い。どんな国家を作る積りなのか、先が楽しみです。2022/12/06
さとうはるみ
4
織田信雄さん(ここでは信意)や毛利輝元を見ていると大名は1人で立っておらず家臣に支えられて生きていることがわかる。ゆえに大名であろうと独裁なんてできないし重臣たちの意向も無視できない。上手に意向を尊重しながら従わせることが必要。家臣あっての大名であるしいなければ大名の力も下がる。が、織田信雄さんや毛利輝元はわかっていない。輝元はここでも女性問題を起こした。史実では懸想した女性の夫を殺してムリヤリ側室にした。後継者もこの人からだったような。こんなやり方しても大丈夫だと思うなら立派に暗君だ。2023/03/25
エラリー
4
四国を平定し、西日本は残り九州の一部のみ。ところが琉球や対馬に関連して外国との関係も出てきた。関東以東については息子がどこまで頑張れるか。2023/01/11