出版社内容情報
餅月望[モチツキノゾム]
著・文・その他
内容説明
勇ましい嘶きが響き渡る。騎馬王国の和平をうっかり肩に背負った騎手・ミーアは馬を駆っていた。二日にわたる長距離競馬“馬合わせ”―火族を受け入れるか否かを神へ問う一騎打ちが始まったのだ。だが、その勝負の最中、孫娘・ベルの親友であるシュトリナが「混沌の蛇」に拐われた!?死んだはずのアベルの姉・ヴァレンティナが首謀者だと判明したことで、思わぬ結末へと事態は流転してゆき…?「わたくしたちの未来には、お義姉様でも手出しはさせませんわ!」“蛇の巫女姫”とついに正面対決へ!「第四部 その月の導く明日へ」堂々の完結!大人気歴史改変ファンタジー第11巻!書き下ろし番外編&巻末おまけ「ミーアの日記帳」&描き下ろし四コマ&キャラクター特別インタビューを豪華収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
52
騎馬王国の取りまとめに始まり、蛇との対決まで。これにて完結!となるかと思いきやまだ続くようです。それにしても遠くへ来たものだ。皇女伝にはもう存在しない場所まで来たんだなぁと感慨に耽る想いです。2022/12/09
わたー
28
★★★★☆5章完結。前半は馬合わせ、後半は蛇の巫女姫との決着が描かれる。今回も面白いのは言うまでもないのだが、個人的な好き嫌いで言うと、終盤の展開は好みではないなと。退場させるならちゃんと退場させてほしいし、帰ってくるのならそもそも退場させないでほしい。どっちつかずに描かれると、せっかくの物語がチープに感じられてしまう。2022/09/14
サンゴ
14
良い最終回だった…え?2023/09/18
dorimusi
13
馬合わせから混沌の蛇の巫女姫との直接対決。ミーアベル退場しつつも他誰も死なず解決して大円団。 大円団?イマイチカタルシスのない終わり方だけどまあキレイに終わった気がする。エタってないだけまし。Web版によるとここまでで当初書きたかったことは完結らしい。 とは言えまだ続くと。良いんだけど最後もちょっとグダってたし、これ以上続けても蛇足感が強い。続き買うか迷うなぁ……。2023/08/26
大島ちかり
10
自分ファーストの考え方を考える方が難しいだろうなあ。と思う。 今回は少し展開があったかな?2023/10/13