TO文庫<br> ある殺人鬼の独白

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TO文庫
ある殺人鬼の独白

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784866995090
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計50万部突破!「最後の医者」シリーズの著者、怒涛の4ヶ月連続刊行第3弾! 全読者戦慄のサイコホラー!なぜ殺し、そこに何を思うのか。これは殺人者の記録を集めた一冊だ。

内容説明

理想の女性を求めて撲殺を繰り返すホスト。ランナーズハイ殺人鬼OL。子どもの犠牲を正当化する母親。地球を守るために法を犯す女。愛する“肉”を監禁する肉屋。美しいものを“裏返し”続けるテレビマンなど…。それぞれが日本中を震撼させた事件の真実を告白していく。なぜ殺し、そこに何を思うのか?その猟奇的な殺害手段とは?予測不能の狂気にあなたは必ず戦慄する!普通の人よりも人間らしい―これは殺人者の記録を集めた一冊。

著者等紹介

二宮敦人[ニノミヤアツト]
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mihya

63
殺人を犯した人物がその理由を語る短編7つ。趣向を凝らしてあるなと思ったが、基本的に異常な思考または嗜好を持つ人物が多く(そうじゃない人もいるけど)、ちょっと突飛すぎる気がした。 「沸騰」と「信頼」はある意味笑えて良かった。 「ある殺人鬼」とはこの7人?それともプロローグとエピローグを語る人物かも?2023/01/19

Takeshi Kambara

34
七人の殺人鬼が動機や方法を独白するという少し変わった短編集なのだがどの殺人鬼もかなり異常者ばかり。動機も殺害方法も多種多様で飽きずに最後まで読んだ。また、どの殺人鬼も悪意剥き出しではなく一般市民の顔の裏で平然と殺人を行っているのでそこもまた恐ろしい。帯に「これは真実です」と書かれていたりまえがきからあとがきまで本当にあった出来事のような扱われ方をしていて一瞬ノンフィクションかと思ってしまうほどリアルでゾッとした。全編通して非常に気持ち悪くて背筋が凍るので残暑厳しい今年の秋の夜長に丁度良かったです😱2023/09/28

さこぽん

32
殺人鬼たちの独白文集。殺人鬼が殺人に至る経緯が書かれているが、殺人鬼もいろいろだなぁっと。特にオチもなく、そこにびっくり。ミイコの「みんな誰かをちょっとずつ殺してる。自分も誰かにちょっとずつ殺されてる。」の言葉が刺さった。2022/08/05

ayumii

24
最初の話が酷すぎて読むのをやめようかと思ったけど、やめなくてよかった。それぞれの殺人のやり方や、そこに至る経緯が全部違っていて、ずっと飽きなかった。事件として認知されていないのもあって怖い。二宮さん、こんな話も書くんですね…2023/01/10

キナコ

24
殺人を起こした7人の短編。各殺人犯の視点で、何故殺したのかを語っていく。殺人描写は少なく、どちらかというと何故『殺す』という選択肢を取ってしまったのか、内面的な葛藤・理由を述べている。中には虚言癖の者もいて、本人にすら何が本当なのか分からなくなっているものもある。どの殺人犯も自己中心的な考えが多く見られた。これが短編でサクサク進むから、時間の合間に読みやすく、楽しめたと思う。2022/05/30

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