出版社内容情報
必ず4度騙される!続々重版!絶好調<既刊発掘シリーズ>第6弾!
内容説明
女子高生のマユリと親友の幸せな日常は、ある日突然終わりを告げた。ストーカーが家へ侵入してきたのだ。犯人の正体に衝撃を受けるが…これは新たな狂気の序章にすぎなかった。マユリの壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返す。生死を賭けた虚偽、監禁、別荘での殺戮劇―。正常なのは誰か?狂った愛のぶつかり合いに、必ず4度騙される!ラスト、あなたがあなたでなくなる、どんでん返しミステリホラー!
著者等紹介
二宮敦人[ニノミヤアツト]
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。代表作『最後の医者は桜を見上げて君を想う』等、フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
45
家族にあるのは愛の狂気。そして思い込みストーカーの狂気。狂気は連鎖してさらなる狂気をつくり出す!2022/04/17
茜
40
タイトルに相応しい狂気でした。登場人物がそれぞれに狂っていて、読んでいる方としては「え?この人も?」となり段々と狂気がエスカレートする様は一読の価値があったなぁと思いました。最初は父親が狂っていると思ったけれど、それはまだ序の口で更なる狂気の世界が繰り広げられていた。ただ、残念だったのはラストの方のオチで、娘の視点を繰り返すのではなくママの視点とかも読んでみたかったなぁと思いました。とは言え、悪くはないミステリホラーでした。2023/09/21
キナコ
18
ライトミステリーかな?途中からネタが分かってしまい、そこからのストーリーの展開は予想どおり。正直ちょっと物足りないかな😞💦深海に例えた人の内面の歪さを出したんだろうけど…元々の設定のネタが分かってしまえば予想ができる展開だったのが残念。2022/05/25
うさっち
11
ちょっとした違和感から気持ち悪さに変わり最後は狂気に溢れてた。読解力が足りず最後のマユリが誰なのかわからず残念。2024/09/26
りんご。
7
初読の作家さん。 テンポよく展開が進むのですごく読み易かったです。2022/05/25