感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
25
「・・・結構嬉しいものなんだな・誰かを元気づけるのって」。普通の冴えないサラリーマン・長束(なつか)、37歳。彼にはある日突然売り出し中の四人組地下アイドルユニット・イデアの「なつか」に転生する運命が待っていた。何故転生したのか、何故現役アイドルなのか、この身体の元の魂はどこに行ったのか、そもそも美少女に生まれついたら本当に人生スーパーイージーモードなのか。秀作「ニーチェが京都にやって来て17歳の私に哲学の事教えてくれた」原作・作画コンビの新作は、また随分と振り切れた内容だなしかし(以下コメ欄に余談)。2020/08/24
Decoy
1
これは戸惑うよね…。笑った。2024/08/15
Reticle
1
4巻分の感想。アラフォー会社員が現役インディーズアイドル・なつかに転生して日々奮闘するフルカラー作品。あとがき曰く原作者さんはアイドル経験者なだけあって,キラキラしたメジャーの世界とは違った,インディーズらしいメンバーの個性や日常の"泥臭さ"に並ならぬリアリティがある。少し残念なのは,元会社員の能力が人間関係のトラブル解決に奔走することで摺り潰されていること。それより例えば,マネジメント能力を生かしてメンバーのマインドセットを改革し,アイドルとしての成長を地道に積み上げていくような王道の物語を見たかった。2022/09/19
きぬりん
0
原作ラノベをすでに読んだ立場からの感想になるが、ちょっとした話の入れ替えや省略改変等は見受けられるものの、概ね原作どおりに話が展開する。全ページフルカラーのイラストにより女の子たちの可愛らしさは際立ち、エロ要素も加味されているものの、原作に顕著であった疾走感は失われている。アイドルに転生した俺=主人公の主観ではなくなり、独白の割合が大幅に減少しているからだろう。主人公のアイドル姿を描写する必要上、仕方ないことだろうが。憑依先の少女はどうなってしまったのかという当然の疑問も、きちんと明記されているのがよい。2024/08/30
-
- 和書
- 神田市場に集う