出版社内容情報
AIが人間の感情や知性を持つことになれば、人間のアイデンティティは崩壊するのではないかと恐怖を感じることになるのかもしれません。かつて、人間疎外を克服しようとして実存主義哲学が誕生したように、これからのAI時代には、人間のアイデンティティを明らかにする実在論が求められるようになります。本書では、人間としてのアイデンティティ確立の基礎となる自由意志の存在をベースとして、独自の理論と考え方による一冊です。
【目次】
第一部 「認識と実在」の理論体系構築
序章
第Ⅰ章 ?人間とは何か
第Ⅱ章 ?実在とは何か
第Ⅲ章 ?固有世界とは何か?
第Ⅳ章 実在の二重構造論から未解決問題を解明する
第Ⅴ章 本実在論と自然科学の進歩・人間・思想・その他
第二部 「認識と実在」探究対話
序章??
第Ⅰ章 ?自然哲学の誕生?
第Ⅱ章 ?自然と人間、そして実在とは何か?
第Ⅲ章 ?人間とは何か?
第Ⅳ章 ?物理学的自然像と実在?
? 第Ⅴ章 ?認識と実在の探究?