出版社内容情報
人はお金・貨幣とどう付き合つてきたのか。本書は貨幣の起源から読み解き、人が徐々に貨幣を受け入れていく過程と、現代の資本主義社会においてマネーが脅威となった現実を描く。デジタル化が進み、ネット社会に邁進していく現代ではマネーのバーチャル化がより進んでいる。このデジタル資本主義社会の中でわれわれはどう生き抜けばいいのか。歴史的経済危機から法定通貨の電子化 (CBDC)まで論じて、その鍵を探す。
内容説明
人はお金とどう付き合ってきたのか。本書は貨幣の起源から読み解き、人が貨幣を受け入れていく過程と、現代資本主義社会においてマネーが脅威となった現実を描く。
目次
第1章 銀行の歴史と決済システム
第2章 金融危機の歴史
第3章 自由主義と金融規制
第4章 米国の通商政策と競争政策の変革
第5章 日本経済の現状とアベノミクス
第6章 デジタル化された資本主義社会
著者等紹介
河野正英[コウノマサヒデ]
1962年生まれ。青山学院大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程中退。専門は国際経済法。吉備国際大学助教授(准教授)を経て、倉敷芸術科学大学危機管理学部教授、同大学院人間文化研究科教授。学部の講義では「経済法」および「国際取引法」他を担当。大学院の研究・演習では「国際取引法演習」他を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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