出版社内容情報
次世代の教育を担う教師になっていく人々が、体育の学びを「思考」しながら、道標を生み出し、自らの教職の地図を描き出すことができるようにまとめた初等体育科教育法のテキストである。
目次
第1部 体育の認識論・存在論(体育はどんな教科?―体育の存在意義を考える;体育の歴史から体育の未来を紐解こう―体育の変遷を考える)
第2部 体育の学習内容論(体育という旅の目的地とは何?―体育の目的・目標を考える;体育の学びのラーニング・コンパスってどんなもの?―運動の特性と運動領域を考える;体育の学びの見通しは?―子どもの心と体の発達を考える)
第3部 体育の学習指導論(体育における教師の役割は?―体育の役割を考える;体育ってどうやって指導するの?―学習指導方略を考える;評価をどうやって生かすの?―学習評価を考える;校庭や体育館にタブレットを持っていくの?―ICTの利活用を考える)
第4部 体育の授業づくり論(どうやって授業を計画・実践するの?―授業づくりのプロセスを考える;サンマ(3つの間)(時間・空間・仲間)をどうやってデザインするの?―学習過程・学習形態を考える
教材って具体的にはどうやって開発するの?―教材を考える
学習指導案はどうやって作成するの?―作製と実際)
巻末資料(教材例)
著者等紹介
鈴木直樹[スズキナオキ]
現職:東京学芸大学・准教授。学位:博士(教育学)。研究分野:体育の学習評価論、体育の国際比較、社会構成主義的視点からの体育の授業づくり
成家篤史[ナリヤアツシ]
現職:帝京大学・教授。学位:博士(教育学)。研究分野:教師の指導観に関する研究、体育授業の指導方略論、「N‐感覚的アプローチによる体育学習」
石塚諭[イシズカサトシ]
現職:宇都宮大学・准教授。学位:修士(教育学)。研究分野:体育の教師教育論、学習指導論、ボール運動・球技の授業づくり
大熊誠二[オオクマセイジ]
現職:東京国際大学・専任講師。学位:修士(教育学)。研究分野:幼小中の連携教育、体育におけるICTの利活用
石井幸司[イシイコウジ]
現職:宇都宮大学・助教。学位:教職修士(専門職)。研究分野:ICTを利活用した学習評価、体育の教材・教具論、体育のステークホルダー・アプローチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。