出版社内容情報
物語の脇役を添える研究者生活の実態を投じた架空世界と、認知言語学という学問領域で展開される現実世界が、相互に交錯する形で、認知言語学と呼ばれる学問領域の内実を講義形式で描いた小説風認知言語学入門である。
内容説明
本書は、認知言語学の研究者で大学教員でもある主人公を通して、認知言語学と呼ばれる学問領域の内実が講義形式で描かれていく小説作品である。
目次
認知言語学とは何か?
プロファイリング
スキャニング
ズーミング
ブリーチング
メトニミー
参照点能力
フレーム
カテゴリー化
シネクドキー
スキーマ化と拡張
メタファー
ブレンディング
スプリッティング
まとめ
著者等紹介
安原和也[ヤスハラカズヤ]
名城大学准教授。1979年、岡山県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程(言語科学講座)修了。博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学高等教育研究開発推進機構特定外国語担当講師などを経て、2013年4月より現職。専門は、認知言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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