出版社内容情報
30年間にわたる「学生相談」の実践を事例研究としてまとめた一冊。統合失調症、不本意入学、パニック障害、自殺念慮、グリーフ、過敏性腸症候群、LDの二次的障害、引きこもりの8つの事例を取り上げている。
目次
事例1 統合失調症寛解期にある男子学生との6年間のかかわり―「同行」と「生きがい」について
事例2 不本意入学した女子学生の事例
事例3 パニック障害の男子学生への療学援助―学生生活サイクルの視点から
事例4 自殺念慮をもつ女子学生への危機介入
事例5 母親と死別した男子学生の「喪の仕事」
事例6 過敏性腸症候群という課題を抱えて入学した女子学生の事例
事例7 LD(学習障害)における「二次的障害」への支援の方法について―非言語性LDをもつ男子学生とのかかわりを通じて
事例8 「引きこもり」の青年期男性クライエントへの訪問相談―「変革体験」と「生きがい」について
著者等紹介
鶴田一郎[ツルタイチロウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士後期課程修了、博士(心理学)。現在、広島国際大学健康科学部医療栄養学科/教職教室教員、公認心理師・臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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