出版社内容情報
映像を記録し始めてから100年あまり、デジタル化とインターネットの普及に伴い、映像資料の重要性が高まっている。映像資料利活用の中核である映像アーカイブについて、その類型や機能などを体系的に解説し、その意義と課題を考察する。
内容説明
インターネット動画配信の発達によって、映像コンテンツの価値がさらに高まりつつある現在、その保存と活用の中核をなす映像アーカイブについて体系的に解説する。
目次
はじめに―映像アーカイブと情報メディアの革命
第1章 映像アーカイブの意義と多様性
第2章 映像アーカイブの生成と類型
第3章 映像アーカイブにおける資料の特性
第4章 映像資料の利用とコンテンツの再生産
第5章 映像資料の情報記述
第6章 映像資料に関わる諸権利
第7章 映像リサーチャーの機能
第8章 映像アーカイブの進化と課題
終わりに―過去を制する者が未来を制する
著者等紹介
辻泰明[ツジヤスアキ]
筑波大学教授。博士(情報学)。東京大学文学部フランス語フランス文学科卒。日本放送協会において、ドラマ部、ナイトジャーナル部、スペシャル番組部、教養番組部などで番組制作に従事。その後、編成局にて視聴者層拡大プロジェクトおよびモバイルコンテンツ開発、オンデマンド業務室にてインターネット配信業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。