出版社内容情報
【目次】
内容説明
規範・理論・実証の交点を浮き彫る。
目次
教育行政学における規範的議論の方法
第1部 教育行政学を探究する(教育行政学は結局何をする学問なのか;教育行政研究における価値と事実の統合;規範的政策分析と教育政策研究の接合;教育行政学における規範研究の方法論を拓く―教育機会の分配規範の検討に向けた予備的考察;教育行政学における規範的問いの探究はいかにして可能か;黒崎勲の教育行政=制度論とは何だったのか?―制度への着目による意義の検討)
第2部 教育行政学が探究する(正義の教育制度論 現代ドイツの議論と制度改革を素材に;公教育における多様な教育理念の正統化としての学校選択 黒崎勲の公立学校選択論の理論的意義と時代的制約、あるいは発展可能性;LGBTQに包摂的な性教育政策をめぐるオプトアウト(免除)規定の民主的な正統性
ドイツの過疎地における私立学校の拡大にみる学校供給のオルタナティブの可能性)
第3部 対話篇(広田照幸インタビュー 未来に対する教育研究者の責任 教育社会学から教育行政学を読む…〈聞き手=荻原克男・前原健二〉;いま「規範的」をどのように考えるか? 政治学者から見た教育行政学)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mokohei
1
縁があり第6章を担当しました。 本書は教育行政学をめぐる規範、正しさについてそれぞれの論者の切り口で基本的には語られるものである。ゆえにその「正しさ」の語り方に注目して読むのをお勧めしたいが、具体的な視点の一つは序論でも語られる学問(集団)と実際の政策(行政)との距離感である(これは大ざっぱに言えば「理論」と「実践」になるが、この区分は語弊が出てくる場合がある)。また、もう一つの視点として、その正しさについてどのようにして特定の集団に限らず、「一般人」なり「個」と関連付けるのかという点も挙げられるだろう。2026/10/21




