内容説明
「危機を新たな思考の好機にするための試み」〈まえがき〉より。加藤陽子(歴史学者)×隠岐さや香(編集委員)による対談「新自由主義的権威主義を読む―過去は未来を救えるのか」。『教育学年報』第4期スタート。新編集委員による座談会も掲載!
目次
1 教育の自由/不自由(対談 新自由主義的権威主義を読む 過去は未来を救えるのか;新自由主義的教育における言語と統治 民主主義と公共性の再興に向けて;近代教育批判と新自由主義的統治 教育学におけるフーコー受容の検討から;集合的な自由の実践としての授業 「学びの共同体」の授業を情動理論とともに考察する試み ほか)
2(学問の自律性と新自由主義/権威主義 社会意識分析の観点から;『教育学年報』編集委員・座談会 教育の自由/不自由)
3 研究論文・ほか(長時間勤務を免れているのは誰か? 非多忙をめぐる個人要因と職場環境要因の分析から;研究動向紹介 ガート・ビースタの教育理論に関する研究動向と理論的諸課題;エッセイ 「づくり」の思想・構想力・教育改革;書評 藤根雅之著『オルタナティブ教育運動の社会学―ネットワークのダイナミズムと公共性への挑戦』)
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