日記シリーズ<br> 葬式坊主なむなむ日記―檀家壊滅!還暦すぎて派遣で葬儀に出かけます

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日記シリーズ
葬式坊主なむなむ日記―檀家壊滅!還暦すぎて派遣で葬儀に出かけます

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866809502
  • NDC分類 185.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ベストセラー日記シリーズ最新刊!! 
今回もすべて実話の生々しさ。 還暦すぎて本日も派遣で葬儀にうかがいます。

【目次より】
ボッタクリ―紹介手数料6割/裏アルバイト/お車代をどうする
か?/戒名のつけ方/僧侶になる方法、教えます/本山での死亡
事件/得度式―その日のうちに禁を破る/たったひとりの一周忌
/飛び込み営業/猛スピード葬etc.

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うららかな春の日、今日は「みんなのお葬式」からの紹介案件で、
一日葬の導師を務める。戒名の説明を終え、喪主が退出したあと、
布施袋を開封して中身をあらためる。「みんなのお葬式」から聞い
ていたとおり、12万円が入っていることを確認。このうち4万8000円
が私の取り分となる。(本文より)
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【目次】

内容説明

「派遣で死者を弔う仕事」。喪主に聞かせられない業界の恥部と、僧侶のフトコロ事情。

目次

第1章 本日も派遣で葬儀にまいります(某月某日 紹介手数料:派遣僧侶の日常;某月某日 オプションサービス:最安値プラン ほか)
第2章 僧侶になる方法(某月某日 山に行くか?:入山のきっかけ;某月某日 ここに来た理由:同部屋の仲間たち ほか)
第3章 派遣僧侶、始めました(某月某日 就職活動:結婚と離婚;某月某日 首切り役:針の筵に座る ほか)
第4章 業界の有象無象(某月某日 僧籍剥奪:「檀家って、今どのくらいですか?」;某月某日 獲得ポイント:僧侶派遣会社からの指令 ほか)

著者等紹介

松谷真純[マツヤシンジュン]
1960年代、東北地方某県生まれ。大学卒業後、地元企業にサラリーマンとして勤務。30代半ばに得度。紆余曲折を経て、跡継ぎのいない地元寺院の住職となるものの檀家の激減により、東京で派遣僧侶として働くことに。本書では、派遣僧侶の目から見た「奇妙な業界」の実態を赤裸々につづる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

37
親戚に住職がいるので、寺の経営がいかに大変なのか聞いていた。檀家離れが進んでいることと、コロナ禍を契機に直葬に代表される葬送のあり方が変化してきた理由が大きいようだ。著者のように寺を維持するために副業をし、派遣僧侶とならざるを得ない現状は厳しいが、“坊主丸儲け”は遠い昔の話。これが当たり前となれば僧侶になる人も減るだろう。人々の宗教観の変化とともに葬送のしくみは簡略化、システム化され、小さな寺は廃寺となり淘汰が進む。愚痴をこぼすことなく苦しい境遇を試練と捉え、仏の道に生きる著者に志の高さを見た思いがした。2026/06/26

ちさと

34
派遣僧侶というお仕事、しかも派遣元がお布施から取る手数料が驚きの6割!知らないことだらけ目から鱗の1冊だった。面白くて一気読み。本書は、サラリーマン経て、ひょんなご縁から跡継ぎのいない寺院住職になるも、檀家激減で都内の派遣僧侶として働くことになった松谷さんのなむなむ日記。なかなか生活は苦しそうだが、そこは「空の真理」追究者。作者は生活のために他宗派の僧侶のふりをしてお経をあげることもあるらしいが、個人的に嫌悪感は全くない。適当な外人をバイトで雇うキリスト教系結婚式より全然いい。爽やかなあとがきも好印象。2026/04/01

ノンケ女医長

28
葬儀という非日常を支える僧侶たちの現実や、業界の表と裏が実に具体的に描かれる。他では得られない貴重な記録だった。その一方で、著者自身の人生観や宗教観には最後まで一貫性を感じることができなかった。現場の矛盾や苦悩を描くことには成功しているかもしれないが、「僧侶とは何か」「弔いとは何か」という最も本質的な問いに対する著者自身の考えが曖昧なままで、読後に物足りなさが色濃く残った。人生の最期が、時に誰からも歓迎されず、仕事として淡々と扱われる現実だけが強く印象に残り、救いの乏しい読後感。2026/07/01

たらお

19
生計を立てるための派遣僧侶。理由は、檀家数の激減。長男が後を継ぐという価値観がなくなり、子どもたちが都市部に出てしまうと墓じまいをせざるを得なくなること。そして驚くべきは、コンビニの数(57000)よりお寺の数(77000)の方が多いこと。また、簡易的な葬儀を手配するネット業者が増えたことや明瞭会計であることから、そちらから手配する家も増えているのだろう。お寺の生計維持には檀家が200~300必要。満たなければ副業も視野に入ってくる。時代の流れや価値観の変化に対応しきれない僧侶の立場を考えさせられる。2026/04/25

柊子

17
実家は真言宗、婚家は浄土宗だ。仏事を疎かにしない両親を見て育ったので、結婚後、義父母が仏事にいい加減で驚いた。まあ、長男嫁としては、楽ちんだったけど。3年前、義母が他界した時、息子たちが「一日葬にする」と住職に告げたのに「故人のためには通夜と告別式が必要」などと諭され、結局従来の形に。一日葬だと、入るお金が半分になってしまうから、住職、必死だったのだろうな。2026/05/20

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