戦略の罠

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866803845
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

■内容紹介
『国家の罠』から20年。佐藤優が再び問う「罠」の正体。

かつての成功は、なぜ組織を滅ぼすのか。



戦後日本が遠ざけてきた文献には、

ルールなき世界を生き抜くための戦略が隠されていた。



『国体の本義』『作戦要務令』、満洲国関連資料――。

敗戦後、長く公的空間から退けられてきた戦前・戦中期のテキストを、

作家・元外務省主任分析官の佐藤優が、

現代の国家・組織・個人のための「生存戦略」として読み直す。



本書が問う「戦略の罠」とは、

過去の成功体験が、環境の変化によって失敗要因へと反転する現象である。



組織は成功すると、その成功モデルを絶対化する。

しかし、世界の前提が変わったとき、

かつての強みは、むしろ硬直化の原因となる。



高度経済成長の成功体験。

グローバル化の成功体験。

アメリカ依存の成功体験。



戦後日本を支えてきたそれらの前提は、

いまや国家・企業・個人を縛る「罠」になりつつある。



ロシア、中国、アメリカ、中東情勢が揺らぐ新・帝国主義の時代。

自由主義、民主主義、市場経済という戦後秩序の正統性が揺らぎ、

世界は再び、国家・宗教・暴力・ナショナリズムの力学によって動き始めている。



この不安定な時代に必要なのは、

「勝つため」の戦略ではない。



生き残るための戦略である。



戦前日本の文献を、断罪でも礼賛でもなく、

未来を読むための「知的資源」として掘り起こす。

国家、企業、組織、そして働く個人が、

変化の時代をどう生き延びるべきかを問う、佐藤優の新たな戦略論。





【こんな方にオススメ】

?世界情勢の変化を、表面的なニュースではなく構造から理解したい

?日本企業や日本型組織の行き詰まりに危機感を持っている

?過去の成功体験が通用しない時代の戦略を考えたい

?戦前・戦中期の文献を、現代の知的資源として読み直したい

?国家・組織・個人の「生き残り方」を学びたい


【目次】

内容説明

繁栄の頂点にこそ、崩壊の設計図は隠されている。勝った経験ほど、人は捨てられない。組織は変われない。国家は誤る。戦後日本が遠ざけた、戦前の”禁断の文献”。知の巨人・佐藤優が現代の生存戦略として読み解く。

目次

序章 なぜ、戦前日本を「OS」として読むのか?
第1章 『国体の本義』に見る「理念OS」と組織の持続力
第2章 旧日本陸軍の行動マニュアル『作戦要務令』に学ぶ
第3章 国家OSの巨大実験―満洲国の誕生と滅亡
第4章 現代日本の「戦略の罠」―組織の機能不全と個人が生き残る道
第5章 個人の「戦略の罠」―組織に潰されないための「撤退戦」

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪が確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Takeshi N

2
コレドにある誠品書店で佐藤優氏の最新本を見つけて購入。戦後秩序が崩壊してきた今、問題を解決するヒントは「国体の本義」「作戦要務令」「満州国関連資料」にある。なぜなら組織崩壊、持続国家、撤退についての構造理解が今こそ欠かせないからと言うことだった。「未来としての過去」を観ることが大事だと学んだ。2026/09/26

みどりちゃん

0
■KPI万能主義が日本型組織の良さを破壊し、中間管理職を疲弊させた。ルールやKPIをどれほど整備してもそれを支える暗黙知や信頼関係が失われれば、組織は機能しなくなる。調整力や人間力は数値化できない■組織の物理法則は組織は上司の味方をする。汚い仕事は下に流れる。組織が守るのは正義ではなく秩序である。誰が正しいかではなく誰が決定権を持っているか。余裕があるとみなされると危険な仕事を回される ■組織には人を引き上げる力もある■組織の空気を相対化できる視点、別の価値体系、倫理、宗教、思想、コミュニティをもつ。 2026/09/06

白鯨

0
歴史、過去の失敗を学ぶ事で、これからの指針に生きる、過去の成功体験が今後の大きな失敗に向かっている。環境変化に応じて、どれだけ早く修正判断をできるか。どれも現在の企業のほとんどは、真逆の動きですね。2026/08/29

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