出版社内容情報
世の中の問題は、プロセスとマトリックスのふたつの分け方で、ほぼ解決する。
問題を「課題化」して答えを導くプロフェッショナルの技術。
内容説明
あらゆる「問題」を前にして、あなたはそれをどう解決するか。世の中には、「課題化」して解決すべき問題、逆に解決すべきではない問題がある。本書は30数年間にわたる現場の実践ケースから導き出した、課題解決の超プロフェッショナルによる最強メソッドを公開する。
目次
序章 ビジネスは最初の「分け方」が9割
第1章 そもそも「課題解決」における「課題」とは?
第2章 最重要ステップ1 「課題」を特定するための「現状把握」
第3章 ステップ2 「課題」を深掘る「解釈」
第4章 ステップ3 課題を解決する「介入」
第5章 課題解決をはばむ「感情」を保留する
著者等紹介
中尾隆一郎[ナカオリュウイチロウ]
株式会社中尾マネジメント研究所(NMI)代表取締役社長。株式会社旅工房取締役。株式会社LIFULL取締役。株式会社博報堂DYホールディングスフェロー。東京電力フロンティアパートナーズ合同会社投資委員。LiNKX株式会社監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetekoguma
2
問題解決の勘所を説明してくれる一冊です。問題解決のプロセスを分解する際にその粒度が大切だということや問題を課題化するとはどういうことかなどなど目からウロコの箇所がいくつもありました。モヤモヤを言語化するのが課題化というのも納得です。問題解決の全てのプロセスに、現状把握(観察)→解釈→介入→感情の保留が重要というのも腹落ちしました。新しい価値が生まれるプロセスをより深く理解するのをサポートしてくれる貴重な書籍でした。2023/03/20
読書太郎
2
既に語られてる手法の焼き回しで真新しい発見はなし。 方法のみだけではなく、著者のケーススタディを読むための本。 問題解決で一番難しいのは手法の提案ではなく現場の感情を抑える方法であるのは同意。ただどうすればうまくいくかの話が無かったのが残念。 銀の弾丸はないよねって話。 2022/03/27
あすか
1
問題を課題化する。 扱える荷物の大きさにして渡す。2023/06/30