内容説明
超一流「情報クリッピングマスター」が教える必要な情報を吸収し、忘れない読書術。
目次
第1章 なぜ、今まで「欲しい情報」がとれなかったのか?
第2章 キーワードを設定する方法
第3章 設定したキーワードが出ている本を選ぶ方法
第4章 キーワードをアップデートする方法
第5章 読書でさらに情報を吸収する秘策
第6章 インスタグラムに読書記録を残そう!
著者等紹介
村上悠子[ムラカミユウコ]
情報クリッピングマスター。京都市生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。2005年から現在まで、クリッピング業務(=新聞・雑誌から必要な記事を見つけて切り抜くこと)に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moca
24
自分自身はなんのために本を読んでいるのかを自分で答えを探し出すことが必要である。 本を読む集中するには、他のところで気をとらわずに、音声の入ったものじゃなく、音楽をBGMとして聴くことが大切である。 本に書いてある内容を要点(いわゆるキーワード)を探って読むことが重要である。
ロクシェ
19
答発【◎゚】"カラーバス効果"を能動的に活用した「キーワード読書術」という著者独自の読書法を紹介している本。本を読む目的(キーワード)を明確にしておくと頭に残りやすい。ここまでは他の読書術の本でもよく目にする内容だろう。しかし著者が紹介するアプローチで面白いのは、「自分ひとりでキーワードを考えるのではなく、他人のキーワードの中から自分のキーワードを決める」ところだ。カラオケで歌う曲が思い浮かばなくなった時に、デンモクの送信履歴から曲やアーティストのヒントを得て歌う曲を選んだ経験がある人は少なくないと思う↓2022/09/14
キリル
11
必要な情報を効率よく吸収するための読書術として「キーワード」を設定する方法を紹介している本。なかなか情報を吸収できない理由として自分の悩みや願望をしっかりキーワード化できていない、メインのキーワードと掛け合わせる「AND検索のキーワード」が分かっていない点が挙げられていて、確かにそうかもと思いました。キーワードを見つけるための便利ツールがあることを知れたのはよかったです。集めた情報をプールする手段としてアウトプットにも触れられていて、筆者おすすめのInstagramでのコツも詳しく紹介されています。2020/05/24
hide
7
★★★★★情報クリッピングマスター。クライアントから依頼されたキーワードを雑誌、新聞などから抜き出して届ける。そんな職業があるらしい。結局、具体的な手法とかほとんど理解できなかったが、「抜き書き」という圧倒的な人生の味方をつくる、という概念というか手法を読んで衝撃を受けた。「自分を認めてくれるような文章」をたくさん集めることで、心満たされてきたし、ここまで生きてこられたと、告白されていますが、私は今まで、本を目的もなく(わからず)読むという不思議な思いがあったが、解明された、救われた気分です。ありがとう。2020/06/27
さくもも
6
読書術はいくつも読んできたけど、この「キーワード読書術」は新しい読書術だと感じた。著者はクリッピングという仕事をしていて、膨大な資料の中からキーワードを探すのが得意だそう。読書でもキーワードを設定し、自分のキーワードに関連する情報を効率よく読書から得ようという方法。ブログを書いている人なら利用しているであろう「関連キーワード取得ツール」を読書のために使うという発想、考えもしなかった。読み終えて試してみたいと思ったし、この本を読んだことで「読書ブログ」を大きくするヒントも得られたように思う。2020/05/25