脳のシステム・アーキテクチャー―脳の見方:知能の探求

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  • サイズ B5判/ページ数 535p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784866771038
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3040

内容説明

本書は、知能の解明に関心を持つ読者層を対象とします。前提知識はとくに必要ありません。すべて本書内で初歩から順番に説明してゆきます。内容として、知能の3要素「知(知識・記憶)・情(喜怒哀楽)・意(意思・思考)」を一通りカバーします。また、知能を意識系(大脳系)と無意識系としても見ます。後者での小脳の不思議な働きも取り上げます。本書を貫く主要テーマは記憶です。記憶を分類し、それが、いつ、どこで、どのように形成され、忘却されるのか探求します。また、ヒト特有の連想記憶の働きとその動作原理についても解説します。トピックとして、脳の神経交叉、カクテル・パーティ効果、そしてデフォルト・モード・ネットワークなど不思議な現象とされてきた謎の解明も試みます。神経交叉は長年の謎とされてきたものです。説明は、知能の働きと脳の構造を対応させながら進めます。さらにマクロ現象(認識など)とミクロ現象(神経細胞の活動)間の橋渡しを試みます。そのため、最初に記憶と認識対象(オブジェクト)を定義します。定義には、IT業界のオブジェクト指向技術を借用します。そして「意味」や「理解(分かる)」のような曖昧語も情報工学的に定義します。

目次

生物系としての知能と基本語の解説
脳の構造
大脳の入出力
間脳と視床
感覚と知覚
認識系(意識系)
無意識系
遺伝子
大脳皮質の処理機能と記憶の分類
知情意の知(知識):オブジェクトの記憶域
知情意の情:情動系と大脳辺縁系
知情意の意:前頭連合野
脳の進化と知能の進化
記憶・学習・認識におけるミクロとマクロの関係
大脳新皮質の構造と学習・認識・記憶

著者等紹介

清野躬行[セイノミユキ]
1938年(昭和13年)5月:旧満州国新京市(現長春市)に生まれる。1996年3月~:(有)清野情報システムにて知能その他の研究を継続。所属学会:電子情報通信学会シニア会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

前部屋智

0
良書。もし神経科学の教科書としてみようとすれば悪書。なぜなら、神経科学上で正しい言葉が使われていないからだ。しかし、本書内でそのことにも触れられている。おそらく著者も承知の上で、綴ったのだろう。その上で、この本は良書だ。命名規則は、その機能が一目のよう配慮されていた。システムアーキテクチャの名にふさわしい。ただ、オブジェクト指向の考え方が、最後の機能円柱でようやく納得できる構成だ。機能円柱とオブジェクトの繋がりを、最初にして欲しかった。また、記憶の円柱ばかりでなく、能力の円柱も示して欲しかった。良い本だ。2025/05/26

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