目次
第1章 子どもたちの心の理解(「理解」と「支援」は車の両輪;子どもは関係をつくる「リーダー」役;子どもについての「気がかり」を発達的に見る;子どもは身近な大人の気持ちにとても敏感)
第2章 家族の支援(家族支援の課題;「障害受容」は単純ではない;お母さんの心情の個別性を形成する要因;家族とのコミュニケーションで大切にしたいこと)
第3章 家族の心の理解と配慮(抑うつ傾向の場合;境界例が疑われる場合;集団内で不満が広がる場合;成長の過程で医療的ケアが必要になった場合;公の場で「ジロジロ見られた」場合;きょうだいへの配慮;就学の相談;子どもが亡くなった場合)
第4章 乳幼児期のグループ活動の持つ力(「療育」とは;乳幼児期は親子の関係を育む時期;「生活が豊かになる」とは;多職種協働による豊かな生活経験;グループ活動の実際;看護スタッフの役割の多様性;心理担当者の役割)
第5章 支援者の自己理解(ストレスを上手にコントロールする;「共感疲労」を防ぐには)
著者等紹介
三浦幸子[ミウラサチコ]
臨床心理士、公認心理師。長年、心身障害児総合医療療育センター(東京都板橋区)に勤務し、1996年から幼児通園の運営責任者となり、2000年から2017年まで通園科長・臨床心理科長を兼務。現在は、同センター、あいりす訪問看護ステーション等に勤めながら、訪問心理相談室みうらを開設して、親子の臨床やスタッフ支援等を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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