出版社内容情報
小児外科医、内科を経て、現在は老人医療の現場で活躍する著者が、「人命衰退」のメカニズムを徹底解説。最期の瞬間へと向かう人体は、その時どうなっているのか? 老いることでおこる症状とその改善策、そして医療現場ではどのような対応が行われるのか、老人医療の実態がわかる待望の一冊。
「本書では、医学の進歩をもってしても、どうにもならない老いの生体の変化についてわかりやすく解説を試みています。加齢によるヒトの体のいとなみと変化、そして医療の現場について少しでもご理解いただければ、やがて迎える?最期?という現象は決して怖いものではなくなり、健康をいつまでも長らえること、それは決して難しいことではないのです」(著者談)
第1章 加齢によってヒトの体に生じる不具合
第2章 若い頃には気にもしなかった病と現象
第3章 病で床に就くことが命を短くする
第4章 今日の老齢化社会はいかにして誕生したか
第5章 入院治療後に利用可能な施設
第6章 英名の破綻と最期
最終章 あなたの最期の医療について
横山穣太郎[ヨコヤマジョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
小児外科医から老人医療の現場へ。生命誕生と死をみつめ続けてきた医師が解説。
目次
第1章 加齢によってヒトの体に生じる不具合
第2章 若い頃には気にもしなかった病と現象
第3章 病で床に就くことが命を短くする―廃用症候群
第4章 今日の老齢化社会はいかにして誕生したか―あくまで医学的見地から考察する
第5章 入院治療後に利用可能な施設
第6章 生命の破綻と最期
最終章 あなたの最期の医療について
著者等紹介
横山穣太郎[ヨコヤマジョウタロウ]
医学博士。1951年慶応義塾普通部卒業、1954年慶応義塾高等学校卒業、1960年慶応義塾大学医学部卒業。外科学教室へ入室小児外科学専攻。国立小児病院、ドイツ留学を経て慶應義塾大学医学部助教授。(1983年10月より週2回聖路加国際病院小児外科外来、手術を担当・指導)2001年3月定年退職。2001年4月より聖路加国際病院小児外科勤務。2002年医療法人社団介護老人保健施設「花の木」(葛飾区)施設長。2013年11月医療法人社団「ふれあい町田ホスピタル」内科勤務。2015年5月より現職、医療法人靖和会介護老人保健施設「小江戸の郷」(川越市)施設長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。