出版社内容情報
平成29年の真夏の夜、三夜連続で対談が行われた。ひとりは実業家にして著述家である執行草舟、もうひとりは神戸大学医学部の現役医学生。
年齢も立場も環境も全く異なる二人の男が真正面からぶち当たる。執行草舟の思想に若者が迫る。
執行草舟[シギョウソウシュウ]
著・文・その他
佐堀暢也[サホリノブヤ]
著・文・その他
内容説明
平成29年の真夏。夕刻から深夜に及ぶ対談が三夜連続で行なわれた。ひとりは実業家にして著述家である執行草舟。もうひとりは神戸大学医学部の現役医学生。年齢も立場も環境もまったく異なる二人の男が真正面からぶち当たる。執行草舟の思想に若者が迫る。
目次
第1夜 二〇一七年八月三日(木)(一万年前から来た本;最初の人間スサノヲ;三島由紀夫への思い ほか)
第2夜 二〇一七年八月四日(金)(無限へ向かうベクトル;初めに言があった;宇宙と繋がる文学 ほか)
第3夜 二〇一七年八月五日(土)(毒がなければ、愛はない;地獄の思想;虚無の上に ほか)
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
昭和25年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。実業家、著述家、歌人。独自の生命論に基づく事業を展開。戸嶋靖昌記念館館長、執行草舟コレクション主宰を務める
佐堀暢也[サホリノブヤ]
平成5年大阪生まれ。奈良に育ち、帝塚山高等学校を卒業。現在は神戸大学医学部に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吟遊
12
情熱と憧れと。負や不幸への傾斜をものともしない、考えず、体当たりで生きる執行さんの博識が炸裂。2019/05/01
無能なガラス屋
4
「愛するとはね、その対象の欠点を愛することを言うんだよ。いいとこだけ好きなら、それは相手を利用したいだけだ。」2024/10/16
のろのろまちこ
3
お二人の対談を、ちびりちびりと通勤時間に読み続けました。読後、私は永らく文学から離れていた、今の私に必要なのは文学だなと実感、三島の本を引っ張り出して再読しています。2019/08/07
startvalue
0
★★★★★2018/12/10