出版社内容情報
どんなものにも歴史はあり、その変遷は文化である。たとえそれが「エロ」と呼ばれるものであっても…。
AVにエロ雑誌、ピンク映画にアダルトCD-ROMまで……アダルトコンテンツはさまざまなメディアを通じて、オトナたちの需要を満たしてきた。時代と共に移り変わる性の概念と表現規制のはざまで、生まれては消えていくアダルトメディアの変遷を追う。
内容説明
紙媒体から映像・音声まで完全網羅!アダルトコンテンツ70年史!
目次
第1章 エロメディア大百科(紙メディア編;映像・音声メディア編)
第2章 エロジャンル大辞典(熟女;巨乳;尻 ほか)
第3章 エロ雑誌列伝(世界裸か画報;映画の友;バチェラー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Wassssup_mymen
0
日本のエロメディアを網羅した一冊。一章でメディア全般に言及、二章ではエロのジャンル、三章はエロ本の歴史という構成。興味深い内容というよりかは規制や制限に対する日本人の創意工夫がしっかりと見える本だった。とりわけ2000年代以前のコンプライアンスの緩さは若干の憧れを抱くほど。自由の大切さを下心と共に思い出させてくれる。2025/01/14
みんな本や雑誌が大好き!?
0
ご自身のエロメディアとの遭遇初体験(エロ雑誌、ビニ本……)を回顧しつつの「エロメディア大全」でした。 それにしても1967年生まれですから、私より数歳年下です。にもかかわらず「ビニ本」などもリアルタイムで経験しています。自動販売機にてエロ本を購入もしていたとのこと。初めて購入したエロ本が『SMセレクト』だったというから驚きです? これって、小学生が『小林秀雄全集』を読破するようなものですよ? 2024/12/23