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出版社内容情報
有名なあの絵画も、そこに描かれた風景に着目すると意外な真実が見えてくる?ゴッホ、ルノワール、フェルメール、セザンヌ、モネ、ゴーギャン、、、。
西洋絵画の巨匠が描いた風景を「歴史」「技法」「舞台」「謎」「逸話」「自然」の視点から読み解き、そこに込められた画家の想いに迫るビジュアルブックです。
内容説明
歴史・技法・舞台・秘密・謎・逸話・自然―7つの視点から画家の想いを探る。
著者等紹介
瀧澤秀保[タキザワヒデヤス]
1943年東京都生まれ。造形評論家。御茶の水美術学院および武蔵野美術短期大学にて、絵画・造形・工芸・彫刻などを学ぶ。1967年より東京都公立学校にて美術科専科として教員生活36年にわたり勤務。「NHK婦人百科」「NHKおしゃれ工房」講師を経て、現在は伊那市高遠に自己の美術館を建て、古民家にも展示。古文化財保護にも力を注ぎ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
91
風景画が、366枚暦と共に紹介されている。14世紀から20世紀まで時代もジャンルもランダムなため、却って新鮮に楽しめる。鑑賞してみたい絵画はアルヒープ・クイーンジ「ドニエプル川の月夜」大学の研究室に籠って絵の具について研究し、本物の月のように輝く自然の光を表現した。残念ながらサンクトペテルブルクにあるので一生のうちに見れるかはわかりません。15世紀にヴェネツィア派が帆布(カンヴァス)を使いはじめ、オランダで17世紀にジャンルとして確立した風景画。1841年チューブ入り絵の具が発明され、印象派につながる。2024/04/07
じーにあす
30
一日に一つ、西洋絵画をお勉強しようという一冊。風景画に特化している。季節や日にちに関連しているわけではないので単に366点の絵画と解説を読む作り。有名な作品もあるが逆にこの人こんな絵も描いていたんだと思うような作品もあって新鮮だった。モネやゴッホなど同じ画家でも複数の絵画が掲載されていて、このセレクトは著者の好みで選ばれているのかなと思ってしまったり。一番良かったのはロシアの画家達の風景画がまるで写真のようで凄く自分好みだったしロシア絵画に興味が持てたこと。たまにまたパラパラと絵を見ながら読み返したい。2024/04/08
だいだい(橙)
17
めっちゃおすすめ。西洋絵画(風景画)が好きな人なら間違いなく楽しめる。本来は1日1作品のペースで読む本だが、私は3週間くらいで読み切った。面白いのでページがどんどん進む。フルカラーで上3分の2がタイトルと絵画、下の3分の1が背景や画家のエピソード。これで西洋絵画を見るのがこれまでの2倍楽しくなること請け合い。これからは1日1作品のペースでしっかり再読したい。2023/09/30
takakomama
5
歴史、技法、舞台、制作秘話、まつわる謎、逸話、自然の7つのテーマで、366枚の風景画を紹介。日差しや四季折々の風景に土地柄を感じます。ゴッホやモネの絵画が多かったです。2024/11/20
kaz
4
西洋絵画の名作に描かれた風景を読み解くもの。類書でよく知っている画家でも、初見の作品も散見され、満足。図書館の内容紹介は『全366点の風景画を、歴史・技法・舞台・秘密・謎・逸話・自然といった7つのテーマに分けて紹介。教科書が教えてくれない知識や、絵画や画家に関する教養がさらに深まる豆知識も掲載する』。 2024/02/04