内容説明
味の記憶・比較・分析、すべてに共通するルールは味の言語化だった!一流の美食家・GACKTの“すごい”味覚には誰にでも真似できるカラクリがあった!あなたは“美味しい味”を「おいしい」以外の言葉で伝えられますか?
目次
第1章 「美味しい」を「おいしい」以外の言葉で伝えられるか?(「美味しい」を知るということ;言葉により味の領域は拡大する ほか)
第2章 「味」じゃない「味」に騙されているようでは一流にはほど遠い(ラクして「味」を語る最短の方法;すべてが「味」だと思うな!)
第3章 「空間と時間」の意識を持てば、料理の味は別物に変わる(飲み方の重要性を知った日;舌を分割し、役割を持たせる ほか)
第4章 味を言語化するための最新の統計データと画期的ツールの全貌(味はどの品詞で語るべき?;「オノマトペ」の驚異の伝達力)
第5章 記憶したすべての味を自在に呼び出すための思考と、脳内の整理術(無数の味にラベルを貼る方法;テイスティングノートとは何か)
著者等紹介
福島宙輝[フクシマヒロキ]
1990年、高知県生まれ。九州女子大学講師。学術博士。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了(Ph.D.)。慶應義塾大学大学院助教(研究奨励)を経て現職。専門は記号論、味覚表象構成論。日本酒を中心に、味わいの言語化手法を研究する。2013年人工知能学会研究会優秀賞。2014年『日本酒味わい事典』でグッドデザイン賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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