内容説明
見上げるたびに空が楽しくなる。一期一会の雲の心つかんでみませんか?雲研究者が伝える、雲との上手な付き合い方。
目次
雲ってなに?
雲はどうして白いの?
雲は何種類あるの?
もっと細かい雲の分類はあるの?
雲の一部が不思議な形になってる!
いつもと違う雲にも出会いたい!
UFOみたいな雲がいた!
空はどうして青いの?
朝焼け・夕焼けはどうして赤いの?
きれいな色の空が見たい!〔ほか〕
著者等紹介
荒木健太郎[アラキケンタロウ]
雲研究者。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。1984年生まれ。茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て、気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は雲科学・メソ気象学。防災・減災に貢献することを目指して、豪雨・豪雪・竜巻などの激しい大気現象をもたらす雲の仕組み、雲の物理学の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
121
雲のしくみから美しい空との出会い方、雲で天気を予想する方法なども含め、雲と空に関するさまざまな知識を紹介。自信過剰なタイトルが目につくが、ポップな図解と平易かつ端的な説明は確かに読者の敷居を大きく下げており、動画サイトへのQRコードもつけて、気象に対する現代的な入門書といえる。太陽光の屈折・反射・散乱が演出する大気光象にもかなりのページが割かれていて、とにかく目を引く空の現象を片っ端からQ&A方式で取り上げて親近感を沸かせる。撮影現場の多くがつくば市、北関東の激しい気候変動が著者の雲愛のルーツなのだろう。2021/12/05
アクビちゃん@新潮部😻
55
【図書館】最近、空の写真を撮るのが好きなので、雲のこと知りたいと思って借りてみました。まず、QRコードで解説動画が見れる事にビックリ!今どきの本って感じですよねー♡ 「雲の教室」というタイトルだけあり、QアンドAの形で進む内容だけれども、固すぎ緩すぎず、綺麗な写真満載で見応え学び応えあります! この本は、手元に置いておきたい1冊だわ! 2021/10/08
けんとまん1007
50
雲。雲は同じものを見ることはない。そんな存在。雲に乗りたい!2020/12/10
プル
33
本書についているQRコードを読み込み、youtube解説を聴きながら、本文も読んでいきました。自分で読むより時間はかかりますが、分かり易いです。youtube内で動画が作動しなかったのは残念ですが、ご愛敬です。ラジオに出演されていた時の聞きかじりで、雲の本は、雲だけを撮った本と、難しい内容の雲の本と二極化されている中で、この雲の時はどういうときに出会えて、どうなっているか・どうなるかなどを雲の写真と雲の状態を示した本がなかった時に書かれた本のようです。久しく見ていなかった空を見つめたくなる、そんな一冊です2020/05/08
真栄📖【本意外活動停止します。もう、何もかも疲れました】
26
スゲー、雲について詳しくかかれてる。色々な雲をとって見たいのでちょっと参考になりました。2024/03/04