内容説明
こんな元素の本、初めて!美しい写真で楽しむ全118元素。新元素「ニホニウム」も紹介!
目次
水素
ヘリウム
リチウム
ベリリウム
ホウ素
炭素
窒素
酸素
フッ素
ネオン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
80
今までにわかっている118の元素。その性質や使われ方、鉱物や加工品の写真で解説されている。金や銅、鉛など身の回りにあるものからレアアースと呼ばれるもの、希ガスなど。後半になると聞いたことのないような元素まである。化学がまったくわからないのだが先人たちはどのようにしてそれを発見してその特性と活用法を見つけ出したのかとても不思議で気になった。いま問題になっているマイクロプラスチックを処理できるような元素がみつかればよいのだが・・・・図書館本2019/11/02
背古巣
43
元素に関する本の三冊目。この本も写真が綺麗❗あまり知られていない元素が結構身近な所で使われていたりするのに驚いた。2020/02/28
はじめさん
30
ボクな、文系やねん。化学は水兵リーベ(愛する)ボクの船すら怪しいレベル。アフタヌーンで連載している、元素を操る吸血鬼バトル漫画「ソフトメタル・ヴァンパイア」で能力表示される際に出てくる元素周期表とかに厨二(昂二?)心を刺激され、手に取りました。フルカラーで現在確認されている118の元素と、何に含まれ、我々の使うどのような道具に「化けて」いるか解説。これあればもちっと化学がんばれたかな。/ 同じくアフタヌーン「宝石の国」に出てくる宝石も様々な原子を含んでいる。消し炭もダイヤモンドも共に炭素、グリードに肘鉄!2018/04/29
マッピー
18
何度覚えようと努力しても覚えられない元素周期表。それでもこの本で見る元素にまつわる写真は、どれもこれも美しい。アルミニウムのページには、最近の北海道の人気スポット「青い池」が美しい青色で載っている。ビスマスの結晶の、虹のような美しさは驚嘆に値する。美しい写真を見ると、それだけで心がとろとろになる。月の女神を名前の由来とするセレンは、日本が世界一の生産国だとか。そもそもセレン、知らん。太陽光の熱の透過を減らすので、ビルの窓に使われているとか。元素の命名の仕方も、人名シリーズ、地名シリーズなどがあって面白い。2024/08/16
くみん
15
面白かった!元素の名前の由来や成り立ち、使われ方など、綺麗なカラー写真つきで丁寧に説明されていた。生活の中にどれだけたくさんの元素があることか!高校の化学の授業が好きだったことを懐かしく思い出した。「薬剤師になりませんか?」と言ってくれた化学の先生。「もし私が新しい元素を見つけても、残念ですがもう名前がつけられているんです。39番」39番はイットリウム、先生の名前は伊藤先生。2018/11/09