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内容説明
野性的で男らしい藤尾に６年ぶりに再会し、秘め続けた熱い想いで体が震えた鳴海。必死に友人のフリをしていたが、藤尾の灼けつく視線に搦めとられ、激しく犯されてしまう。躰が気持ち良ければいいと「女のかわり」に抱き続ける藤尾。避妊具を被せた熱塊を秘孔に挿入され、鳴海は昂ぶっては何度も吐精した。「藤尾が好き」想いを告白することもできず、ただその行為に悦び、すがることしか出来なくて…。心の距離は縮まらないまま、濃密な時間だけは過ぎ翻弄されるピュアラブ。至高のボーイズラブノベル！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）
101
〝藤尾っ、好きだ。ずっと、ずっと好きだったんだよ（鳴海）〟エロス度★★★★★ 藤尾×鳴海♡本編は終始鳴海視点。 ずっと想ってきた藤尾との6年ぶりの再会。酔って藤尾に抱かれてから、女の代わりとして暴力的に抱かれ続ける鳴海。藤尾に対する恋と負の感情が混ざり、嫌いになりたいのに無理で、好きな人にどんな理由であれ抱かれる悦びを感じてしまう鳴海の気持ちが痛切。藤尾への気持ちがパンクし、彼氏持ちの友人の西崎から慰めることを目的としたそうゆう行為に至ってしまいますが、鳴海の不安定さを考えたら許容範囲内でした。 2017/11/25
なみ
17
攻や脇役好きにはたまらないSS(同人誌から収録)ついてました。それにしても鳴海は自分の魅力(というか自身の容姿)の事をよくわかってない罪な男だ…2017/11/23
beniko
9
KU。高校の同級生３人の再会もの。メインは主人公の鳴海と、その想い人・藤尾ですが、冒頭の藤尾は、何で友達でいるのか疑問に思うほど傲慢で態度が悪いし、鳴海は自分の容姿に無自覚なだけで美しいんだろうと思わせる描写はあるものの、卑屈で臆病でネガティブで逃げるばかりで魅力を感じず。なのに作家様の筆力なのか、案外するすると引き込まれて一気に読了。恋人がいる西崎の、鳴海へのあの慰め方は納得がいかない。それを許す恵も謎。本編後のSSが充実していたのはよかった。藤尾視点の気持ちも知れたし、ママと神津さんの話もよかった。 2019/09/08
まるこ
4
最後は甘々に落ち着いたものの、これって好きな人ならDV男でも付き合っちゃうダメダメちゃんみたいな雰囲気もあってハラハラした。相手間違ってるよね～と思いつつ、結局のところ主人公は誰相手でも本気になったら落とせる魔性だと思う。2017/11/29
早帆ママ
2
高校時代の恋を拗らせて、大人になってより一層お互いに好きなのにすれ違っている二人の話。二人共不器用だねぇ…無事結ばれて良かったけど。短編3作が短い中に色々分かって良かった。ママのお話をもっと読みたいな。2018/02/27
